「朝になると頭が痛い」
「お腹が痛くて学校に行けない」
「起き上がれない」——。
お子さまがそう訴えるたびに、どうすればいいのか、何が原因なのか、このまま学校に行けなくなってしまうのではないかと、保護者の方が胸を痛めているご家庭は少なくありません。
病院を受診しても「異常なし」と言われた、または「起立性調節障害」と診断されたものの改善しない——
そういった状況でのご相談が、当店にも年々増えています。
体調不良による不登校は、「怠け」でも「心の問題だけ」でもないケースがほとんどです。
体の内側に原因があり、それが毎朝の症状として現れていることが多いのです。
症状はさまざまでも、根っこは体質にある
体調不良で学校に行きにくくなるお子さまの症状はさまざまです。
- 朝、どうしても起き上がれない
- 頭痛・めまい・吐き気が続く
- お腹が痛くなる・下痢をする
- 学校のことを考えると気持ちが落ち込む
- 夕方以降は比較的元気になる
これらの症状に共通しているのは、自律神経のバランスの乱れです。
交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないため、朝に体が起動できない、特定の状況でお腹や頭に症状が出るといった状態が起きています。
病院で「起立性調節障害」と診断される方が多いですが、診断がつかないケースもあります。
診断名がなくても、体質のアプローチでできることはあります。
気功で見えてくる体質——五志の憂と脾虚
当店では漢方理論に基づくカウンセリングと気功(糸練功)で体質を解析していきます。
体調不良による不登校のお子さまに特に多く見られる体質反応が2つあります。
五志の憂(ごしのゆう)——自律神経に関わる反応
気功で「五志の憂」という反応を確認すると、気の乱れが見つかることが多いです。
この反応に異常があると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなります。
朝に体が起動しない、緊張やプレッシャーで体調が崩れやすいのはこの体質と関係していることが多いです。
漢方では「気の発散」を促す処方で対応していきます。
食生活ではレタスや春菊などの葉野菜を取り入れること、軽い運動で汗をかくことが、体調が上向くスピードを早める助けになります。
脾虚(ひきょ)——消化吸収の根本が弱い状態
最近は五志の憂に加えて、より深い体質として脾虚への対応が必要なケースが増えています。
脾虚とは、消化吸収を担う「脾」の機能が十分でない状態です。
脾虚のお子さまは胃腸が弱く、食が細い・やせているケースが多いです。
栄養が全身に届きにくいため、体全体のエネルギーが不足しやすく、朝の起動不良や疲れやすさにつながります。
漢方では「補う」性質の処方を用いて対応します。
当店では五志の憂と脾虚の両方にアプローチできるオリジナルのブレンドを確立しており、多くのご家族に喜んでいただいています。
副腎疲労との関係
体調不良による不登校の背景に、副腎疲労が関係しているケースもあります。
副腎はストレスに対応するホルモンを分泌する臓器です。
長期間にわたるストレスや体への負担が続くと、副腎が疲弊し、朝に体が動かない・慢性的な疲労感・気力の低下といった症状が現れるという説があります。
これは大人だけでなく、学校や家庭でのストレスを抱えるお子さまにも起きうる状態です。
五志の憂・脾虚・副腎疲労は、症状が似ているため見極めが大切です。
気功による体質分析で、どの体質が根本にあるかを確認しながら処方を組み立てていきます。
保護者の方へ
「もっと早く気づいてあげればよかった」
「どうすれば学校に行けるようになるのか」——
そんな思いを抱えながら、お子さまの様子を見守り続けているご家族の気持ちは、想像するだけで胸が痛くなります。
体調不良による不登校は、気合いや励ましで解決できるものではありません。
体質という根本から整えていくことで、少しずつ体が動くようになっていきます。
体調が整うにつれて、気持ちも前向きになるお子さまが多いです。
まず体を整えることが、登校への一歩になることがあります。
当店はお子さまとご家族、そして当店の三人四脚で、スッキリするところまで一緒に取り組んでまいります。
診断名がついていなくても、どこに行っても改善しなかった経緯があっても、遠慮なくご相談ください。
まずはLINEで症状をざっくり教えていただくだけで大丈夫です。
