ロキソニンが効かない月経痛とAMH低値の不安
ロキソニンを、1日に何錠飲んでも追いつかなかった。
毎月やってくる生理のたびに、彼女は薬の箱に手を伸ばしていました。
飲む。少し楽になる。でも2時間もすれば戻ってくる。また飲む——。
1ヶ月にロキソニンを3箱半。
それでも「効いた」とは言えない日々でした。
月経痛が始まったのは16歳のころ。
部活に勉強、「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い込んでいた時期と重なっていました。
29歳で子宮内膜症の疑いと言われ、3年間ピルを服用。
妊活を考えて1年前にやめたところ、今度は不正出血が現れはじめました。
お酒を飲んだ翌日、無理をした翌日——体が限界のサインを出すように。
不眠も3年続いていました。
旅行や行事の前夜になると、頭が冴えて眠れない。
仕事では人間関係のストレスが重なり、休日にもスタッフからの連絡が絶えませんでした。
今はその状況を抜け出しても、思い出すと体がこわばってしまう。
眠れない夜は睡眠薬(デエビゴ)を頼っていました。
妊活の検査では、AMHが45歳相当の値。
婦人科では「異常なし」と言われても、その数字が頭から離れない。
月経痛、不正出血、不眠、冷え、妊活——
どれがメインか分からないほど、症状が積み重なっていました。
糸練功で見えてきた、症状の「大元」
ご来店時、まず糸練功(しれんこう)という気功を用いた体質チェックを行いました。
月経痛の背景にある瘀血(おけつ)の反応、不眠に関わる気の巡りの乱れ、それぞれの反応は確認できました。
しかし今回注目したのは、それらの大元にある反応——
自然治癒力そのものが消耗しているサインでした。
個々の症状を一つずつ追うより、その根本を立て直すことが先だと判断し、煎じ薬1種とサポートの粉薬1種からスタートしました。
あわせてお伝えしたのは、時間があるときは湯船でゆっくり温まること、寝る前は空腹で横になること。
生活の小さな積み重ねが、煎じ薬の働きを後押しします。
1〜3ヶ月目で現れた小さな変化
1ヶ月後
生理痛はまだありました。
でも彼女の表情が少し違いました。
「痛み止めが、ちゃんと効いたんです」——
以前は飲んでも波が引かず、また飲んで、また飲んで、を繰り返していたロキソニンが、今回は一度飲めば楽になった。
その「効いた」という感覚が、長いあいだ彼女にはなかったものでした。
食事のバランスも少しずつ意識しはじめ、就寝時間を24時半に前倒しする日が増えていました。
煎じ薬は体の反応を確認しながら微調整を加え、次の1ヶ月へ。
2ヶ月後
体調が安定してきました。
頭痛が減り、ロキソニンの消費量が3箱半から1箱を切るほどになりました。
数字にすると地味に見えますが、毎月薬を買い足し続けていた彼女にとって、これは体が変わりはじめた証でした。
首肩のこりや足の冷えはまだ残っていましたが、「なんとなく体が軽い日が増えた」という言葉が印象的でした。
気功チェックの反応を見ながら煎じ薬の配合を見直し、冷えと循環にも働きかけるよう調整しました。
3ヶ月後
生理痛はあるものの薬がしっかり効く状態が続きました。
砂糖と小麦を自分から減らしはじめたのもこのころ。
「体が何かを欲しがっていない気がして」と話してくれました。
誰かに言われたわけではなく、自分の体の声に気づきはじめた変化でした。
煎じ薬は引き続き微調整を重ね、底上げしてきた体力をさらに安定させる方向で継続しました。
4〜6ヶ月目、心と体がそろってきたとき
4ヶ月後
精神的に重なることがあり、体調がひとたび崩れました。
仕事を一度休むことを決めたのもこの時期です。
診察の中で少し時間をとって、今の状態と今後の方向性を一緒に整理しました。
今は大変な時期でも、時間が解決してくれることもある。だから今だけの状況で焦らずに。——そういう話をしました。
気功チェックで精神的な負荷の影響が体に出ていることを確認し、煎じ薬に神経系への働きかけを加えて対応しました。
5ヶ月後
「あのとき話せてよかったです。あれから眠れるようになりました」と話してくれました。
入眠のたびに緊張していた体が、少しほどけてきたようでした。
煎じ薬の微調整を続けながら、体調は落ち着いた状態を保っていました。
自然妊娠と出産後の体調の変化
6ヶ月後——「できました」という連絡が届きました。
自然妊娠でした。
とても喜んでおられたのを、今でもよく覚えています。
その後は妊娠中のつわりや体調を漢方でサポートし、無事に女の子を出産されました。
産後にご来店いただいたとき、「思ったより体調がいいんです」と、素敵な笑顔を見せてくださいました。
赤ちゃんの話をするそのお顔は、初めてご来店いただいたときとはまるで別人のように見えました。
あのとき個々の症状ではなく、体の根っこにある疲れに向き合ったことが、結果につながったのだと思っています。
同じような症状で悩んでいる方へ
月経痛がひどい、薬が効かない、眠れない、妊活がうまくいかない——
そういった複数の悩みを抱えていても、どこから手をつければいいか分からないままにしている方は多いです。
気功チェック(糸練功)と煎じ薬を軸に、その方の体質の大元から整えていくのが紫雲のアプローチです。
どこに行っても改善しなかった経緯があっても、遠慮なくご相談ください。
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じっくりお時間をとってお話をお伺いします。
