15年以上の咳と頭痛と胃痛が、たったひとつの漢方薬で改善

 10年以上もの間、たくさんの症状をお持ちでお悩みの男性から相談を受けました。

 主な症状は、咳・頭痛・胃痛で、花粉の時期になると花粉症や鼻炎も併発するということです。

 この方のようにたくさんの症状がある場合、西洋医学ではそれぞれの科目毎に受診しなければいけません。

お薬もそれぞれ、咳にはA、頭痛にはB、胃痛にはC、といったように別々に対応することになります

 漢方医学では、お体をひとつのものとして捉えるので体質を改善していくお薬1種類を服用すれば、咳も頭痛も胃痛も改善していく、と考えることが多いです。

 この方のケースでも1種類のお薬で咳・頭痛・胃痛に対応することができました。

<咳>冬場になると必ず出るようで、気管支炎との診断。原因は不明。軽いときは、マスクをしていると一時的には止まるようです。

<頭痛>週末になると症状が出るようです。

<胃痛>すぐにチクチクと胃痛が出てしまうようです。胃もたれを併発することもあるようです。

 上記のどの症状も10~15年以上前から出ているとのことでした。

 問診(漢方カウンセリング)と氣功で体質をCheck。中焦(胸~お腹あたり)の熱を冷ます漢方薬をお選びいたしました。

 服用を始めてからは順調に体調は改善

 咳・頭痛・胃痛とも、なんとなく楽になってきた気がするといいます。

この「なんとなく良いかもしれない」というのがポイントです。

「なんとなく良い」を繰り返しながら、「気がついてみると症状が起きていない」と言われる方が結構います。

 10あった症状が9.9、9.8、9.7と減っていくので、明確には「ここが調子良い!」とはならないかもしれません。しかし、確実に体の内側から変わっていくのが漢方薬です。

 この方も「なんとなく」を繰り返しながら、1年で漢方薬を卒業しました。

 たくさんの症状でお悩みの方は、ぜひ一度漢方薬をお試しくださいませ。

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)