変形性膝関節症の症例

70代女性からのご相談です。

10年前から両ヒザの痛みでお悩みとのことです。

左ヒザの脇から後ろにかけての痛みが強く、座っていると痛みは出ないが、立っている時に少し体重を掛けるだけでも痛みが強く出るという。

病院でヒアルロン酸の注射を数回しているが、残念ながら効果は無いようである。

カウンセリングと気功から体質を判断し、高麗人参配合の養生食と牡蠣殻配合の養生食をお選びした。
グルコサミン配合の養生食も非常に体質に合っていたが、今回は予算の都合で服用は見合わせた。

漢方薬服用前の患部の氣のレベルは10段階中で「0.6」であった。
この氣のレベルが改善の目安になる。

漢方薬を服用してから1ヶ月後、まだ変化は見られない。

しかし、氣のレベルは順調に「1.5」に上向いていた。緩やかではあるが変化は出ていることをお伝えし、安心していただいた。

2ヶ月後、まだ自覚症状に変化は見られない。氣のレベルは「2.5」。
レベル4の段階になると自覚症状に変化が出てくる方が多い。
レベル4までは辛抱強く続けていくことを改めてお約束した。

服用開始から3ヶ月半後、ちょうど氣のレベルが4を越えた時から、自覚症状に変化が見られた。
動き出しが楽になり、ヒザ裏の痛みも軽い日があるという。

それからは順調に改善が進み、服用開始から11ヶ月には痛みが消失。漢方薬を2/3量に減量した。

その後も状態は安定し、13ヶ月目には半量に減らすことに成功した。

現在は再発防止のために1/4量を続けていただいている。

どこに行ってもダメでも諦めないでください

今回は整形外科での治療が無効だった患者さんに、漢方薬が有効であった症例をご紹介しました。

自覚症状に変化が現れるまで辛抱強く続けていただいた患者さんには、頭が下がる思いです。

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)