【妊娠しにくい原因は体質にあった?】漢方で見る妊活と3つの体質タイプ

■ 漢方が重視する「体質」とは?

漢方では、体の不調は「体質の乱れ」によって起こると考えます。
特に妊活では、「血の不足」「気の巡りの悪さ」「腎の弱り」が関係していることが多く、病院では異常なしとされる方にも体質的な原因が隠れている場合があります。

■ 二人目不妊に多い3つの体質タイプ

① 腎虚(じんきょ)タイプ|妊娠する力が弱まっている

  • 【特徴】
     ・生理周期が遅い、基礎体温が安定しない
     ・冷えやすい、疲れやすい、腰がだるい
     ・白髪や抜け毛が増えた、耳鳴りがある
  • 【二人目不妊との関係】
     出産や加齢により「腎」が消耗され、生殖力が弱まっている状態。特に30代後半〜40代に多い傾向。

② 血虚(けっきょ)タイプ|子宮や卵巣に栄養が届きにくい

  • 【特徴】
     ・肌が乾燥する、顔色が青白い
     ・生理の量が少ない、月経周期が長い
     ・めまい、立ちくらみ、不安感がある
  • 【二人目不妊との関係】
     出産や授乳で「血」が消耗されてしまい、子宮内膜の厚みが足りなかったり、卵子が育ちにくいことも。

③ 瘀血(おけつ)タイプ|血流が悪く子宮環境が整わない

  • 【特徴】
     ・生理痛が重い、経血に塊がある
     ・肩こり、くすみ、冷えのぼせ
     ・慢性的な頭痛やイライラ
  • 【二人目不妊との関係】
     「瘀血」は出産後やストレス、運動不足などで起こりやすく、子宮への血流不足により受精・着床がしづらくなる。

■ 体質別・おすすめの漢方処方例

体質処方例特徴
腎虚六味地黄丸、八味地黄丸、杞菊地黄丸生殖力UP・基礎体温安定に
血虚当帰芍薬散、十全大補湯子宮内膜・卵子の栄養補給に
瘀血桂枝茯苓丸、桃核承気湯血流改善、着床環境の整備に

※あくまで一例です。実際には体調や症状に応じて細かく調整します。

■ 自分の体質を知るには?

当店では初回にじっくりとカウンセリングを行い、気功・舌・問診などから体質を見定めてまいります。
遠方にお住いの方でも相談は可能ですので、お気軽にご連絡くださいませ。

■ まとめ:体質から妊娠力を整える第一歩を

  • 二人目不妊は、出産や育児による体質の変化が原因のこともございます。
  • 漢方では「腎虚」「血虚」「瘀血」など、妊娠力を左右する体質を整えることが可能です。
  • まずはご自身の体質を知り、「妊娠しやすい体」へ整えてまいりましょう。

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(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)