更年期のつらさと向き合う40代女性の症例|漢方で気の巡りを整えた体質改善

「これって更年期なのかな…」
そんなモヤモヤを感じる40代の女性からのご相談が増えています。

イライラ・頭痛・不眠・動悸・ホットフラッシュなど、症状は人それぞれ。
今回は、心身の不調が重なり日常生活がつらくなっていた女性が、体質に合った漢方と養生で前向きになっていった症例をご紹介します。

ご相談内容:複数の不調が重なっていた

40代の女性。ご相談のきっかけは、「最近、とにかく調子が悪い」とのことでした。

主な症状は:

  • イライラ
  • 肩こり・頭痛
  • めまい・動悸・不眠
  • ホットフラッシュ・顔の痙攣
  • 倦怠感・突然の汗

さらに、お話を伺うと以下のような背景もありました:

  • 手足の冷え
  • 足のむくみ
  • 月経不順

漢方では、これらの症状を単なる「ホルモンの問題」だけでなく、気・血・水のバランスの崩れとして捉えます。

東洋医学的な見立てと治療方針

カウンセリングと気功による体質チェックをおこなったところ、2つの気の乱れが見られました。

この方にご提案したのは:

  • 粉薬 2種類(主訴対応)
  • 補助剤 1種類(体質サポート)

加えて、養生法として以下のようなこともお伝えしました。

  • 冷たい飲食物を控える
  • 湯船にしっかり浸かる
  • 睡眠時間を安定させる

経過と改善の流れ

📅 2週間後:むくみと疲労感が軽減

夕方になると足がだるくて動きたくなかったのが、疲れを感じにくくなったと実感。
足のむくみも明らかに減ってきたとのことでした。

📅 1ヶ月後:肩こり・頭痛が改善

体調がぐっと良くなり、「まだ少し疲れることはあるけれど、前とは比べものにならない」とのこと。
生理前にイライラしたり、動悸がすることもありましたが、すぐに治まる程度まで軽減されていました。

📅 2ヶ月後:全体的な体調が安定

イライラや倦怠感、ホットフラッシュなど不快な症状の頻度が減少
ご本人も「そういえば最近ラクです」と自然と笑顔になっておられました。

この頃から、食事や生活習慣の改善にも積極的に取り組まれるようになりました。

📅 現在:治療6ヶ月目

体調は安定しつつあり、再発防止と体質改善を目的に治療を継続されています。

ご本人の前向きな姿勢と、こまめな相談が功を奏した好例となりました。

よくある質問

更年期障害って、何歳くらいから始まるの?

早い方では40代前半から始まることもあります。
ホルモンだけでなく、体力・気力・環境ストレスなどが影響して起きるため、年齢だけでは測れません。

漢方で更年期は楽になりますか?

はい、多くの方がホルモン補充療法を使わずに体質改善で乗り越えておられます。
気や血の巡りを整えることで、自然と「波」が穏やかになっていくのが漢方的アプローチです。

まとめ:更年期の「つらさ」は人それぞれ。でも、ひとりじゃありません

更年期障害には、ご本人にしかわからない不調や不安があります。

紫雲では、おひとりおひとりのお話をじっくり伺い、気の状態や体質に合わせた漢方と養生をご提案しています。

「なんとなくつらい」「誰にも相談できない」そんな方こそ、お気軽にご相談ください。

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