黄体機能不全と診断されても諦めなかった——流産を乗り越え、2度目の妊娠で出産した30代女性の記録

「黄体機能不全ではないか」と診断された30代の女性から相談を受けました。

子宝を希望してから2年。
その間に1度妊娠しましたが、流産してしまいました。
その後は人工授精にもチャレンジし、次のステップを考えているところでした。

体温が上がりにくく、低温期は35度台まで下がってしまいます。
子宮内膜も薄い。
頭痛や耳鳴りもある。
そして何より、2年間結果が出ないことへのストレスが心に重くのしかかっていました。

「また同じことになったらどうしよう」という不安を抱えながら、それでも前に進もうとしていた方です。

気功で見えてきた体質——血虚・水毒・冷え

気功(糸練功)でお身体の状態を確認すると、血虚と水毒の状態が見つかりました。

血虚——血が不足し、子宮や卵巣に栄養が届きにくい状態です。
子宮内膜が薄くなりやすく、着床・妊娠維持に影響します。
体温が上がりにくいのも、血の不足と冷えが重なっているサインのひとつです。

水毒——体内の水分代謝が乱れ、余分な水が滞っている状態です。
むくみや頭痛、耳鳴りとして現れることがあります。
骨盤周りの環境にも影響します。

さらに冷え体質を整える生薬も加え、血虚・水毒・冷えの三方向からアプローチする処方でスタートしました。

経過——2度目の妊娠、そして出産へ

服用2ヶ月後——1度目の妊娠が確認されました。
しかし残念ながら、再び流産となってしまいました。

つらい経験が続く中でも、「体質は変わり始めている」とご本人は感じてくださっていました。その言葉を胸に、再チャレンジです。

漢方薬も試行錯誤を続けました。
気の巡りを整える生薬を加えるなど、体質の変化に合わせて微調整を繰り返していきました。

さらに半年後——2度目の妊娠のご報告をいただきました。

体質を考えると出産まで続けていただきたかったのですが、ご本人のご希望で安定期に治療を終了。
その後、元気なお子さんをご出産されました。

黄体機能不全と漢方

黄体機能不全は、排卵後に黄体ホルモンの分泌が不十分になることで、着床しにくくなったり妊娠が維持しにくくなったりする状態です。
体温が上がりにくい、高温期が短い、子宮内膜が薄いといった症状として現れます。

病院では黄体ホルモンの補充療法が行われますが、根本的な体質が変わらなければ継続的なサポートが必要になることも多いです。

漢方では、黄体機能不全の背景にある血虚・腎虚・冷えなどの体質を整えるアプローチをとります。
これまでの経験では、体質を整えることで子宝を授かりやすくなる傾向があります。

流産を経験した方へ

流産は体だけでなく、心にも深い傷を残します。
「また同じことになるかもしれない」という恐怖は、妊活を続ける上で大きな重荷になります。

漢方では、流産しやすい体質の背景にある血虚・腎虚・気虚などにアプローチしながら、妊娠を維持しやすい体質づくりをサポートします。

「また頑張ろう」と思える力が残っているうちに、ぜひ一度ご相談ください。

黄体機能不全・体温が上がらない・子宮内膜が薄い・流産を繰り返しているとお悩みの方、まずはLINEで状況をざっくり教えていただくだけで大丈夫です。
どこに行っても改善しなかった経緯があっても、遠慮なくご相談ください。