卵子の質を改善したい——AMH低値・空胞・未成熟卵に悩んだ30代女性が漢方半年で妊娠した話

「卵子の質を改善したい」

そう話してくださったのは、30代の女性です。
1年間妊活を続けてきたけれど、思うような結果が出ない。
体外受精を2回経験し、採卵しても空胞や未成熟卵が多い。

病院からは「卵子の質の問題」と言われていました。

AMHも低値。
数値を見るたびに、じわじわと焦りが積み重なっていく。
「このまま続けても意味があるのだろうか」という気持ちと、「それでも諦めたくない」という気持ちが交互に押し寄せていたのではないかと思います。

気功で見えてきた体質——血虚と水毒

気功(糸練功)でお身体の状態を確認すると、血虚と水毒の状態が見つかりました。

血虚——血が不足し、卵巣や子宮に栄養が届きにくい状態です。
卵子の成熟には十分な血の供給が必要であり、血虚が続くと空胞や未成熟卵が増えやすくなります。

水毒——体内の水分代謝が乱れ、余分な水が滞っている状態です。
むくみや冷えとして現れることが多く、骨盤周りの血流や体温にも影響します。

血虚と水毒が重なることで、卵巣の環境が整いにくい状態になっていました。

養生の見直しから始めた

漢方薬の処方と並行して、日常の養生についてもお話ししました。

食生活を確認すると、朝はシリアルやパン、昼は麺類が中心でした。
気功で確認すると、ご飯と味噌汁を中心とした食事が体質に合っているとわかり、お勧めしました。
小麦中心の食事はお身体に負荷がかかることがあります。
主食をお米に切り替えるだけでも、体の内側から変化が出やすくなります。

また、湯船にはあまり浸からないとのことでした。
冷えのある体質でしたので、毎日ゆっくり入浴することをお勧めしました。
体を温めることは、骨盤周りの血流を改善し、卵巣環境を整える上で大切な養生のひとつです。

漢方薬は、血虚を補い水毒をさばく煎じ薬をお選びしました。
ご本人のご希望で、同じく血虚と水毒に対応した養生食品もあわせてお選びいただきました。

経過

服用後は効果を実感していただけたようで、毎回笑顔でお越しいただきました。
お伝えした養生もきちんと守ってくださっていて、その素直な取り組み方に感服しました。

食事を変え、湯船に浸かり、漢方を続ける。

地味に見えるかもしれませんが、体質を変えるのはこうした日々の積み重ねです。

服用開始から半年——見事にご妊娠のご報告をいただきました。
妊娠後も安定期まで安胎のための漢方薬を続け、無事に卒業となりました。

医が三分、養生七分

漢方医学には「医が三分、養生七分」という言葉があります。

漢方薬が結果の3割を担うとすれば、残りの7割は患者さん自身の取り組みによって決まる——という意味です。

今回の方がまさにそうでした。
漢方薬を選んだのは当店ですが、食事を変え、入浴習慣を整え、養生を続けたのはご本人です。その積み重ねが、半年という結果につながりました。

「卵子の質は変えられない」と言われることもあります。
ただ、卵巣を取り巻く体質——血の巡り、栄養の届き方、体温、水分代謝——はアプローチ次第で変わります。
諦める前に、体質から整えることを試してみてください。

卵子の質・AMH低値・体外受精がうまくいかないとお悩みの方、まずはLINEで状況をざっくり教えていただくだけで大丈夫です。
どこに行っても改善しなかった経緯があっても、遠慮なくご相談ください。