焦りを手放し、自然な妊娠へ|多嚢胞性卵巣症候群と向き合った女性の症例

「なかなか妊娠できない…」「症状も辛い…」
そんな中で、焦る気持ちを手放し、お身体を整えることで自然妊娠に至った女性の症例をご紹介します。

ご相談内容:更年期障害のような症状と不妊のお悩み

当初のご相談は「更年期障害のような不調を整えたい」というものでした。

お話をお伺いすると、症状は非常に多岐にわたり、日常生活に支障をきたすほどの辛さがあったようです。

症状のタイミング別まとめ

  • 毎日:頭が熱くなる
  • たまに:不眠、腹痛、吐き気、手足の脱力感
  • 生理中:動悸、ビクビク、ソワソワ
  • 生理後:焦燥感、パニック感、動悸
  • 生理前:気分の落ち込み、無気力

さらに、婦人科では多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されており、不妊専門クリニックにて半年間、排卵誘発剤などの治療を受けていたとのこと。

しかし、体調に変化はなく、妊娠にも至らなかったため、当店にご相談くださいました。

東洋医学的な見立てと治療方針

西洋医学の診断に加え、問診と気功によって体質を確認したところ、「瘀血(おけつ)」体質の反応が明確に見られました。

瘀血とは、血の巡りが悪くなり、体内に滞りが生じる状態を意味します。
月経トラブル、不妊、気分の落ち込みなどとも深く関係しています。

そこで、以下の内容で治療をスタートしました:

  • 瘀血を整える漢方薬(煎じ薬)
  • 必要に応じた補助剤(丸薬・カプセルなど)

治療中の取り組みと心のケア

この方はとてもまじめで、漢方薬の服用を忘れず、養生にも積極的に取り組まれていました。

しかし、時おり「早く結果を出したい」という焦りが見られ、身体と気持ちのバランスがズレてしまうことも。

そこで、

  • 焦らず「吐ききる」呼吸を意識すること
  • 体の小さな変化を一緒に喜ぶこと

をお伝えし、心のサポートも大切にしました。

📅 治療9ヶ月目:自然妊娠のご報告

そして漢方薬を始めてから9ヶ月後、見事に自然妊娠されました!

妊娠中も体調の波はありましたが、継続的に体のケアをおこない、無事に元気な赤ちゃんをご出産されました。

現在と今後のサポート

現在は産後の回復期。
これからも、ホルモンバランスや育児による疲れなどをサポートしていければと考えております。

よくある質問

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は漢方で妊娠できますか?

はい。PCOSは排卵のタイミングが乱れやすいため、体質を整えることで自然な排卵と妊娠につながることがあります。

瘀血・冷え・ストレス・食生活など、多角的に見直すことが改善のカギです。

まとめ:焦らず、身体の声に耳を傾けて

妊活中は、思うように結果が出ないことに焦りや不安を感じがちです。

でも、漢方では「妊娠しやすい身体づくり」が大切だと考えます。
焦らず、じっくりと整えていくことで、身体も心も自然と変わっていきます。

お悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
一緒に、二人三脚で歩んでいきましょう。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)について詳しく知りたい方へ

症状の特徴や漢方でのアプローチ、体質別の考え方などはこちらで詳しく解説しています。

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