子宮内膜症による激しい生理痛を漢方で改善|40代女性の体質改善症例

「毎月の生理が怖い…」
そんな声をよく聞きます。今回は、子宮内膜症に長年悩まされ、救急搬送された経験もある40代女性が、体質改善によって症状を和らげた症例をご紹介します。

ご相談内容:動けないほどの生理痛で救急搬送も

この方は40代の女性。
半年ほど前、生理中の腹痛が激しく救急車で搬送される事態となり、「このままでは怖い」と感じてご相談に来られました。

お話を伺うと、

  • 初潮からずっと生理痛が重い
  • 20歳のときに子宮内膜症と診断
  • ピルを断続的に服用してきたが、40歳で中止
  • その後も生理は来ているが痛みは続いている
  • ここ1年は生理不順も加わり、不安が大きい

症状の深さ・期間の長さから見ても、体の奥深くに根づいた体質の乱れがあると考えられました。

東洋医学の見立て:血虚体質+小麦に対する過敏反応

漢方医学では、子宮内膜症は「血虚(けっきょ)=血の不足や巡りの悪さ」として捉えることが多くあります。

この方も:

  • 血圧が低い
  • 冷えが強い
  • 疲れやすい

といった血虚体質の傾向が明確に見られました。

さらに、気功で体の反応を細かく見ていったところ、小麦に対する過敏な反応も確認できました。

漢方による体質改善と治療の流れ

この方には以下の漢方治療をおこないました:

  • 血虚に対応する粉薬:2種
  • 補助・全体調整のカプセル剤:1種

ご自身もとても前向きに取り組まれ、小麦製品を控える・冷えを防ぐ養生にも積極的に取り組んでくださいました。

📅 治療後の経過

  • 開始から数ヶ月で生理前・生理中の痛みが大幅に軽減
  • グルテンフリーと体質調整により生理周期の乱れも安定傾向
  • 現在は漢方薬の分量を半分に減量し、再発防止フェーズへ

ご本人も「今までの人生でこんなにラクな生理は初めて」とお話され、穏やかな表情で過ごされています。

よくある質問

子宮内膜症は漢方で改善できますか?

はい。漢方では血の不足(血虚)や巡りの悪さ(瘀血)を整えることで、痛みや症状を和らげることが可能です。

また、食生活・体質的なアレルギー・冷えなどもあわせて整えていくことで、再発しにくい体へと導いていきます。

まとめ:あたり前になっている“毎月のつらさ”を変えませんか

子宮内膜症は、「昔から生理が重いから」と放置されがちですが、
実は体の悲鳴がサインとして出ている状態です。

無理を我慢しすぎず、あなたの体と丁寧に向き合っていきましょう。
紫雲では、漢方薬と養生でその方に合ったケアをご提案しています。

一人で抱え込まず、お気軽にご相談くださいね。

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