円形脱毛症と漢方薬の可能性

「数ヶ月たっても髪が生えてこない…」そんな不安を抱えて、40代の女性が当店にご相談にいらっしゃいました。

原因は不明ながらも、数ヶ月前に3箇所の円形脱毛が突然あらわれたそうです。

実はこの方、過去に2回経験があり、以前は自然に回復したとのこと。しかし今回は数ヶ月たっても変化がなく、強い不安を抱えてのご来局でした。

円形脱毛症は漢方が得意とする分野です

西洋医学では、円形脱毛症は「自己免疫の異常」や「ストレス」などが原因とされ、根本的な治療法は確立されていません。

しかし、漢方医学では髪は“血の余り”とされ、気・血・腎のバランスを見ながら治療を進める得意分野です。

氣功と問診から導いた漢方的アプローチ

氣功でお身体の状態を確認すると、以下の反応がみられました。

  • 腎虚:生命力・ホルモンバランスの低下
  • ミネラルバランスの乱れ

これを踏まえ、以下のような組み合わせで治療を開始しました。

  • 煎じ薬(主剤)
  • 粉薬(サポート)
  • 丸薬(補助)

服用からの経過

1〜3ヶ月目:体調は良いが髪はまだ

飲み始めの3ヶ月は体全体の調子は上向くものの毛髪には目立った変化がありませんでした。

これは「体質改善の土壌づくり」の時期ですぐに結果が出ないのは自然なことです。

4ヶ月目:産毛が生えてきた!

「最近、産毛が生えてきました!」と嬉しいお声をいただきました。ここからが本格的な改善期のスタートです。

6ヶ月目:残り1箇所が停滞、小麦に反応?

1箇所だけ生えない箇所があり、再び氣功で確認したところ、小麦グルテンに過敏反応が見つかりました。

漢方薬の配合を微調整し食事指導も加えました。

8ヶ月目以降:再発防止フェーズへ

その後は順調に生えそろい、現在は完治に向けて体質の締めくくりに取り組んでいます。

まとめ:円形脱毛症はあきらめる前にご相談を

繰り返す脱毛や治らない不安に悩まされている方こそ、体質から整える漢方薬でのアプローチをおすすめします。

あきらめる前に、まずは体の声を聞いてみましょう。

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