むくみ・胃腸の働きが悪いという女性から相談を受けました。
数年前に減量をおこなってから胃腸の働きが悪くなってしまったとのことです。秋から春にかけては問題ないそうですが、毎年5月から8月にかけては症状が再発します。今年は浮腫み（顔、足）もひどいためご相談に来られました。
ご自身で防已黄耆湯（ぼういおうぎとう）や小豆を煎じて飲まれていたようです。
ご本人様の希望で、まずは浮腫みに対しての煎じ薬で取り組み始めました。
服薬後すぐに浮腫みは解消されたようです。素晴らしいですね！
その後3ヶ月で浮腫みの体質改善から胃腸の体質改善へと煎じ薬を切り替えました。
その時の症状は胃酸が多く、胃が荒れてしまい、病院からの胃薬も数種類服用中でした。痛みはないのですが、胃が重く苦しく、以前に病院では逆流性食道炎と診断されたこともあります。
漢方薬は胃の炎症を取りながら胃腸を元気にしていく働きのある生薬を組み合わせました。
こちらも順調に改善し、9ヶ月で漢方薬は卒業。1年間で2つの体質が改善した嬉しい症例でした。
（効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。）