機能性ディスペプシア(FD)のつらい胃の不調に|体質から整える漢方相談

― 原因がわからない胃の不調に、漢方薬という選択肢 ―

最近、当店にご相談にいらっしゃる方の中でとても増えているのが、「機能性ディスペプシア(FD)」、または「機能性胃腸症」と言われる胃の不調に関するお悩みです。

「慢性胃炎ですね」「神経性の胃炎かもしれません」「ストレスが原因かも…」などと病院で言われたものの、はっきりとした診断がつかず、内視鏡検査を受けても異常なし。

でも、胃の不快な症状は確かにある。毎日の生活がつらい。
そんな方が、とても多くいらっしゃいます。

あなたの胃の不調、こんな症状はありませんか?

  • 胃がいつも重だるい
  • 吐き気がこみあげてくる
  • 食後に胃もたれが続く
  • みぞおちの痛みがズキズキする
  • 食べるとすぐにゲップが出る
  • 少し食べただけで胃がパンパンになる
  • 胃に物が残っている感じがいつまでも消えない

これらはすべて、機能性ディスペプシア(FD)の代表的な症状です。

また、下痢や軟便、ガスの多さ、お腹の張りなど、過敏性腸症候群(IBS)に近い腸の症状を一緒に抱えている方も少なくありません。

これらの症状があるのに、病院では「異常なし」と言われてしまう…。
そんなつらさを抱えている方が、当店にも数多くご相談にいらっしゃいます。

実際に、これらの症状に当てはまり、内視鏡検査や血液検査でも異常が見つからない場合、
「機能性ディスペプシア(FD)」と診断される可能性があります。

✅ 西洋医学ではどう考えられているの?

機能性ディスペプシアは、胃の働きや感覚に異常が出ているにもかかわらず、構造的な異常(潰瘍や腫瘍など)が見つからない状態です。

現在、主に以下の要因が関連していると考えられています:

  • 胃の動き(蠕動運動)の低下
  • 胃が過敏になっている(知覚過敏)
  • ストレスや緊張による自律神経の乱れ
  • ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染

ただし、これらはあくまで「関与している可能性がある」もので、
明確な原因がはっきりしていないのが実情です。

✅ だからこそ、漢方の視点が活きる

西洋医学が「異常なし」と判断したとしても、症状がつらいのは事実です。

漢方では、胃だけに着目せず、
体全体のバランスや心身の状態を見ながら“その人に合った”改善策を立てていきます。

また、現代はストレス社会です。お仕事、人間関係、家庭での役割…。知らず知らずのうちに、私たちの心と身体にはストレスが蓄積されています。

機能性ディスペプシアの方の多くが「ストレスが原因かも」と言われるのですが、
「症状があるからこそストレスが解消できない → さらに胃の調子が悪くなる」
という悪循環に陥ってしまっている方も多いように感じます。

「体質+ストレス+胃の状態」の三位一体で整えるからこそ、
「もう治らないかも…」と思っていた方が少しずつ元気を取り戻せるのです。

【実は私も、同じような症状で苦しんでいました】

私自身も、昔は突然襲ってくるみぞおちの激しい痛みに悩まされていました。

夜中に目が覚めるほどの痛み、食べるのが怖くなるほどの胃もたれ、常に胃に石が詰まっているような不快感。

同じ症状を持っていない人には中々わかってもらえない辛さだと思います…。

そのときに出会ったのが、漢方薬で体を根本から整えるという方法でした。

今でも毎日、ほんの少しですが体質改善のための漢方を続けており、おかげさまで元気に過ごせています(^^)

この時の経験を活かし、機能性ディスペプシアの患者さまにも日常生活でのアドバイスや漢方治療のコツをお伝えさせていただいております。

漢方でのアプローチ:体質+ストレス+胃の症状、三位一体で改善

当薬局では、機能性ディスペプシアに対して次の3つの視点から漢方的なアプローチを行っています。

① 胃の症状に対応する漢方薬

痛み・もたれ・吐き気など、今出ている症状を和らげるためのアプローチです。

② ストレスや自律神経の乱れに対応する漢方薬

精神的ストレスや緊張、不安、イライラ、落ち込みといった心の不調にも対応します。

③ 漢方医学的な“体質”に対応する漢方薬

冷えやのぼせ、体力の有無、胃腸の働き方、気の巡りや水分代謝など、その方ならではの体質に合わせたアプローチをします。

特に③の「体質に合った処方」が非常に大切です。
症状の原因が表面化していない場合でも、体質を整えることで回復力がぐんと高まります。

実際、この視点を取り入れてからは、改善までのスピードが早くなる方や、再発しにくくなった方が増えています。

✅ 症例紹介|機能性ディスペプシアと漢方での改善例

30代女性。みぞおちの痛み胃の不快感が続き、病院では異常なしと診断。
漢方相談により体質を見直し、ストレスケアと胃の働きを整える処方で、徐々に症状が軽減。
現在は日常生活を快適に過ごされています。

お一人おひとりに合わせたご提案を

機能性ディスペプシア(FD)は、数値や画像には現れにくいため、周囲に理解されにくく、孤独を感じることもあるかもしれません。

ですが、あなたの不調は、きっと体からの「助けて」のサインです。
その声に、漢方の知恵でしっかりと向き合っていきませんか?

あなたのつらさを、当店ではちゃんと受け止めます。

ご相談はお気軽にどうぞ

「病院では異常がなかったけど、つらい」
「薬を飲んでもなかなか良くならない」
「体質から根本的に改善したい」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

遠方の方からのカウンセリングLINEでのご質問にも対応しております。
あなたの体に合った、優しくて力強い漢方薬をご提案いたします。

🌿同じような症状でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)