左ひざが痛むという女性から相談を受けた。
数年前から両方のひざが痛んでいたが、ここ数ヶ月の間は特に左ひざが痛むという。
休んでいれば痛みは感じないが歩き出すと痛みがひどくなるという。
過去に何回かひざの水を抜いた事があるらしく、病院では「変形性膝関節症」と診断。
鎮痛剤を服用しても症状が良くならず、周りにも良くなっている方がいらっしゃらないとの事でとても不安なご様子であった。
東洋医学的な問診と氣功にて証立てを行いひざにて反応を2つ捉える事が出来た。
患部の炎症と考えられる反応(陽証)と骨の変形と考えられる証(陰証)である。
それぞれ適方の薬方類を選薬し、漢方治療を行うこととなった。
1ヶ月後、痛みを感じない日が出てきたそうでとても喜んでいらっしゃった。
2ヵ月後、痛みは軽くなってきているが、まだ動き始めるときに痛みが出るという。
5ヵ月後、仲間とハイキングに行っても大丈夫だったので自信がついてきたとの事。
12ヵ月後、痛みは全く感じなくなったようである。
氣功で確認しても反応は消失していたので漢方薬は卒業とし、食養生・生活養生などのポイントをお伝えし漢方治療を終了した。
(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)