鎮痛薬が手放せなかった片頭痛が漢方で改善|30代男性の症例

学生時代からの付き合いになる片頭痛。
こめかみがズキズキと脈打つように痛み、ひどいときは仕事を休んで寝込む。
梅雨時や低気圧の日には発作が来ることがわかっているから、天気予報を見るたびに憂鬱になる。

市販の鎮痛薬を手放せない毎日が、ずっと続いていました。

「いつ発作が来るかわからない」という予期不安が、この方の日常に常に影を落としていました。

頭痛の原因はひとつではなかった

詳しくお話を伺いながら気功(糸練功)でお身体の状態を確認すると、複数の体質的な問題が絡み合っていることがわかりました。

▶糸練功についての詳しい説明はこちら

視力の低下による眼精疲労、緊張しやすい性格からくる肩こり、天候・気圧による影響——
これらが重なり合い、さらに体質として水分代謝の乱れ血流の滞り(瘀血)が片頭痛の主な引き金になっていました。

一見バラバラに見える不調も、漢方の視点では「ひとつの流れ」としてつながっていることがあります。
原因がひとつに絞れないケースほど、体質から整える漢方のアプローチが力を発揮します。

処方と養生

体質に合わせて粉薬2種・丸薬1種の組み合わせで治療を開始しました。

あわせて以下の養生もお伝えしました。
血流を良くするためにゆっくり湯船に浸かること、水分代謝を整えるために水分補給には緑茶が有効であること、食事を和食中心に見直すこと。

経過

少しずつではありますが、確実に変化が現れました。
鎮痛薬を飲む回数が徐々に減り、発作への不安もやわらいで気持ちが安定してきました。
雨の前や疲れたときに軽い症状が出ることはあるものの、日常生活に支障のないレベルまで改善していきました。

約半年後には薬を減量しながら継続し、その後鎮痛薬を一切使わずに過ごせるまでになり、漢方も卒業されました。

鎮痛薬なしで、行きたい場所に行けるようになった

卒業後、「仕事も趣味の旅行も安心して行けるようになって、人生が充実しています」という言葉をいただきました。

旅行先で頭痛が出たら——そんな不安を抱えながら計画を立てていた日々が、今は遠い記憶になっています。
行き先を決めるとき、天気予報を気にしなくて良い。
それだけで、どれほど気持ちが楽になるか。
鎮痛薬が手放せなかった頃を知っているからこそ、その変化の大きさが伝わります。

気圧の変化や天候で頭痛が出る方へ

「雨の前になると決まって頭が痛くなる」
「鎮痛薬を飲まないと仕事にならない」
——
こうした頭痛は、体質の問題として整えることができる場合があります。

複数の原因が絡み合っている症状ほど、体質から整える漢方が力を発揮しやすいです。
「どこに行っても改善しなかった」という方も、ぜひ一度ご相談ください。

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