多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断された女性が、漢方で妊娠された症例

多嚢胞性卵巣と診断された女性の妊活相談

「妊娠を望んでいるのに、生理が来ない。体調もボロボロで、どうしていいかわからない…」
そんなご相談をくださったのは、30代の女性・Kさんでした。

主な症状

  • 初潮からずっと続く生理不順(60〜90日周期)
  • 強い生理痛鎮痛剤が手放せない毎日
  • 生理前の頭痛やイライラ、不正出血
  • 冷え性と吹き出物の悩みも重なり、婦人科では「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」との診断

現在は病院でピルと排卵誘発剤を服用されていましたが、仕事のストレスも強く、心身ともにお疲れのご様子でした。

東洋医学的な視点から体質を分析

漢方では、多嚢胞性卵巣は「瘀血(おけつ)」──つまり血の巡りが悪く、古い血が滞っている状態と捉えます。

Kさんの場合、

  • 冷え性
  • 吹き出物
  • 生理痛
  • 頭痛やイライラ

これらの症状も、瘀血による巡りの悪さが関係していると考えられました。

【気功チェックの結果】

  • 血虚+血熱の証(体に必要な血が不足し、かつ熱がこもっている状態)
  • 瘀血の証(血流の滞り)

この2つの反応を確認できたため、Kさんの体質に合わせて3種類の漢方薬を使って治療を開始しました。

【経過と変化】Kさんの妊活ストーリー

🌱 1ヶ月後:50日ぶりの生理が来る

治療開始から1ヶ月。
「久しぶりに生理が来ました」とKさん。
周期はまだ長いものの、頭痛や生理痛が軽くなり始めている実感もありました。

また、ご自身でもお菓子を控えたり、洋食から和食へ、運動や早寝早起きなど、生活改善にも前向きに取り組まれていました。

🌱 2ヶ月後:生理なし・不安も少し

2ヶ月目は生理が来ず、少し不安なお気持ちもあったご様子。
気功のチェックでは「瘀血の反応」がやや強めに出たため、瘀血を改善する漢方を増量しました。

🌸 4ヶ月後:妊娠のご報告!

そして、4ヶ月目。

「妊娠しました!」という嬉しいご報告をいただきました。
妊娠に至るまで少しお時間がかかるかもしれないと思っていた私たちにとっても、本当に感動的な出来事でした。

その後、妊娠の安定と胎児の健康のために安胎薬(あんたいやく)を服用し、無事に元気な赤ちゃんをご出産されました。

🌼 この症例からわかること

Kさんのように、多嚢胞性卵巣症候群でホルモンバランスが乱れている場合は、体質そのものを整えることが大切です。
漢方薬を続けることに加えて、食生活や睡眠、ストレス対策なども一緒に取り組むことで、より良い結果に結びついたのだと思います。

漢方は「自分の力で妊娠できる体づくり」をサポートします。
Kさんとはまさに、二人三脚で取り組んだ妊活でした。

📋 実際に服用された漢方薬

漢方薬内容用法価格(28日分)
漢方薬A瘀血対策朝夕3,840円
漢方薬B瘀血対策(強化)朝夕7,840円
漢方薬C血虚・血熱対策昼夜11,760円

※その方の体質により、薬方や金額は異なります。

🤝 妊活でお悩みの方へ

  • 生理が不規則
  • 吹き出物や冷えがひどい
  • 病院の治療だけでは不安
  • ストレスが強くて妊娠できる気がしない…

そんなお悩みがあれば、どうぞ一度ご相談ください。

紫雲では、「東洋医学の知恵」と「気功を用いた体質アプローチ」、「オーダーメイドの漢方薬方」の3本柱であなたの妊活をサポートしています。
遠方の方からのご相談も多数いただいています。お気軽にご連絡ください。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)について詳しく知りたい方へ

症状の特徴や漢方でのアプローチ、体質別の考え方などはこちらで詳しく解説しています。

📲 LINEで体質相談・妊活サポート受付中!

【LINE登録はこちら】から、今すぐご相談いただけます。

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)