「息が苦しい…」発作で悩む8歳の男の子
小児喘息でご相談をいただいたのは、とても元氣な8歳の男の子でした。
3歳の頃から時折「ゼエゼエ」という喘鳴(ぜんめい)が出たり、呼吸が苦しくなることがあったとのこと。
それでも、当初は発作の頻度も少なく、気になったときに病院へ…という対応をされていたそうです。
ところが、今年の8月頃から発作の回数が急に増え、症状も悪化。
咳がひどいというよりは、呼吸がしづらくてとにかく苦しそうで…お母さまも「見ていてかわいそうで仕方がない」と涙ながらにお話されていました。
アレルギー体質もあり、ピーナッツアレルギーと花粉症もあるとのこと。こうした背景も喘息の発症・悪化に関係している可能性があります。
まずは漢方の煎じ薬からスタート
漢方医学では、「小児喘息=気管支の問題」ではなく、全身のバランスや免疫・体力の偏りととらえます。
氣功で体質をチェックすると、肺・腎・脾(はい・じん・ひ)の働きにバラつきが見られ、漢方的には「気虚」と「水毒」が関係していることがわかりました。
そこで、煎じ薬(大人の半分量)+必要に応じてサポートの粉薬で体質改善をスタートしました。
わずか1ヶ月でうれしい変化
1ヶ月後、来店されたお母さまが笑顔でこうおっしゃいました。
「サッカーや野球で走っても、息切れしなくなったんです!」
運動が大好きなTくんにとって、これは本当に大きな変化。
あんなに苦しそうだった発作が出なくなり、ご本人も「走れるのがうれしい!」と満面の笑みだったそうです。
ただし、この時点では病院の薬(吸入薬や抗アレルギー薬)も併用中。すぐに病院の薬をやめてしまうと逆に危険なので、慎重に様子を見ていきます。
油断は禁物!再発防止のカギは“継続”
症状が落ち着くと、ついつい気が緩んでしまうのもよくあること。
このときも、Tくんが漢方薬を飲み忘れてしまうことが増えてきたため、症状がやや戻りかける場面がありました。
そこで、ご本人ともきちんとお話しし、「病院のお薬を卒業できるようにがんばろう!」と再び漢方の服用をしっかり続けることに。
半年後、病院の薬を減らせました!
まじめに漢方を継続してくれたTくん。
その甲斐もあって、半年後には病院のお薬を減らすことができました。
そして、さらにもう半年後――
漢方薬も卒業できるまでに体質が改善しました!
その後も再発はなく、数ヶ月後にお会いした際も「今はまったく発作は出ていない」とのこと。運動に勉強に、元氣に取り組んでいる様子にこちらも嬉しくなりました。
小児喘息と漢方薬
漢方薬は小児喘息に対しても非常に相性が良いと言われています。
特にTくんのように体力があるけれど免疫に偏りがあるタイプのお子さんには、体質に合った漢方薬でグンと改善が見られるケースも多いです。
西洋医学では「とりあえず吸入して、様子を見ましょう」となってしまう場合も、漢方では積極的に体質を整えて再発を防ぐという考え方をします。
あきらめる前に、ぜひご相談を
「うちの子、ずっと喘息持ちで…」
そう思っていても、体質改善で変化が出る可能性は十分あります。
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病院の薬だけでは不安な方や、副作用にお悩みの方も、ぜひ漢方という選択肢を頭の片隅に置いてみてくださいね。
一緒に、のびのびと過ごせる毎日を取り戻していきましょう😊
(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)
