季節が変わるたびに悪化する。
ステロイドを塗れば落ち着くが、やめるとぶり返す。
そんな繰り返しに、少しずつ疲弊していませんか。
皮膚の症状は、体の内側からのサインです。
表面だけを抑え続けても、根本にある体質が変わらなければ、波は繰り返します。
当店では、皮膚の状態を外から見る「望診」と、気功によるチェック「糸練功」を組み合わせて体質を見極め、その方に合った漢方処方を組み立てています。
たとえば、10年以上アトピーに悩んでいた30代の男性は、就職をきっかけに症状が再燃し、夜中に何度も目が覚めるほどのかゆみが続いていました。
皮膚科での治療を続けながら、望診と糸練功で体質を確認し、漢方と養生を2年ほど続けた結果、以前ほど皮膚の状態は崩れなくなり卒業されました。
詳しくはこちらの症例記事をご覧ください。
アトピー性皮膚炎とは、どういう状態なのか
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下し、外からの刺激やアレルゲンに反応しやすくなることで慢性的な炎症とかゆみが続く疾患です。
遺伝的な体質に加え、環境・食事・ストレス・睡眠など多くの要因が重なって発症・悪化します。
皮膚科では、ステロイド外用薬やタクロリムス軟膏、近年では生物学的製剤など、炎症を抑える治療が中心になります。
これらは症状をコントロールするうえで大切な役割を持っています。
当店でも、皮膚科での治療と漢方を並行して進めている方は多く、「ステロイドをすぐにやめる必要はない」とお伝えしています。
漢方が担う役割は、炎症を起こしやすい体質そのものを変えていくことです。
皮膚科治療で症状を抑えながら、漢方で体質を整えていく。
この二つは対立するものではなく、役割が異なるアプローチです。
体質が整ってくると、ステロイドの使用頻度が自然と減っていく方が多いです。
ただしステロイドの減量は必ず医師と相談しながら進めてください。
当店では処方医との連携を前提に、体質面からサポートしています。
皮膚科治療と漢方、それぞれの役割
皮膚科での治療は、炎症を抑えることが中心になります。
それ自体は大切なことです。
ただ、なぜ炎症が繰り返されるのかという体質の問題には、別のアプローチが必要になります。
漢方では、皮膚の状態を「熱」「乾燥」「血の不足」「水の滞り」という体内のバランスの乱れとして捉えます。
皮膚は内臓と血と心の状態を映す鏡です。
表面の症状だけでなく、その背景にある体質を整えることで、波を小さくしていくことを目指します。
「完治」よりも「ぶり返しにくい体をつくる」ことを、当店では大切にしています。
あなたの皮膚はどのタイプですか?まず望診で燥湿を見分けます
漢方では最初に、皮膚が「乾いているか」「滲んでいるか」を見ます。
同じ湿疹・アトピーでも、体質は大きく異なります。
燥タイプ(乾燥・カサカサが強い方)
冬に悪化しやすく、皮膚がカサカサ・ガサガサします。
かゆみは夜間や入浴後に強くなることが多く、掻くと粉が落ちるような乾いた質感が特徴です。
顔・首・腕の外側など、比較的乾きやすい部位に出やすい傾向があります。
「夜になると急にかゆくなる」「保湿しても翌朝にはまた乾いている」という訴えが多いです。
睡眠が浅く、疲れが抜けにくいという方もいます。
糸練功で確認すると、血熱や血虚の反応が出ることが多いタイプです。
血に余分な熱がこもりながら、同時に血の質・量が不足している状態です。
血を養いながら余分な熱を冷ます方向で処方を組み立てます。
体質が整ってくると、かゆみの波が小さくなり、夜ぐっすり眠れる日が増えてきます。
湿タイプ(ジュクジュク・滲みが強い方)
夏に悪化しやすく、汗の溜まりやすい場所にできやすいです。
肘の内側・膝の裏・首まわり・脇など、皮膚が折れ重なる部分に集中しやすい傾向があります。
滲出液が出る、患部がジュクジュクする、かさぶたを繰り返すという状態が続きます。
「夏になると必ず悪化する」「汗をかくと激しくかゆくなる」「患部がいつも湿っている感じがする」という訴えが多いです。
胃腸が弱く、消化不良や軟便が続いている方にも多く見られます。
糸練功では湿熱や水の巡りが滞る反応が出ることが多いタイプです。
体内に余分な熱と水分が溜まり、皮膚から滲み出ている状態と捉えます。
余分な熱と水を捌きながら、胃腸の働きを整える方向で処方します。
食養生(甘いもの・乳製品・冷たいものを控えるなど)と組み合わせると、より効果が出やすくなります。
この2つの見極めを望診でおこなったうえで、糸練功によって体質の反応をさらに詳しく確認します。
見て、気功で確かめる。
この二段階の見方が、処方の精度を高めます。
アトピーで「やりすぎ」になっていませんか?生活・スキンケアの見直し
当店にご相談にいらした方の中には、すでにたくさんのことを頑張っている方が多いです。
保湿を1日に何度もする、食事制限をかなり厳しくしている、サプリメントをいくつも試している。
それでも改善しない、という状態で来られます。
努力が裏目に出ていることもあります。
よくある例をいくつか挙げます。
ゴシゴシ洗いと熱いシャワー
皮膚を清潔に保とうとするあまり、刺激の強い洗い方になっていることがあります。
熱いお湯はかゆみを一時的に和らげますが、皮膚のバリアをさらに傷めます。
洗うときは38〜40度のぬるめのお湯で、手のひらで優しく撫でる程度が目安です。
保湿のしすぎ
湿タイプの方は、べったりした保湿クリームが合わないことがあります。
体内に湿が溜まっているところへ、外からも水分を足してしまうと、かえってジュクジュクが悪化することがあります。
保湿の種類と量は、体質によって変わります。
民間療法・サプリメントの過剰摂取
「これが効く」と言われるものを次々と試しているうちに、体が疲弊してしまっているケースがあります。
何が自分に合っているのかが分からなくなっている状態です。
全部を完璧にやる必要はありません。
今の体質に合わせて、優先順位をつけて整えていくことが大切です。
何をやめて、何から始めるか。
それを一緒に整理するところから、当店の相談は始まります。
どこまで頑張ればよいかは、糸練功で体の反応を見ながら、あなたに合うペースを一緒に決めていきます。
紫雲が大切にしている3つのこと
① 糸練功による体質の見極め
糸練功とは、医療気功を応用した体質確認の手法です。
問診や望診だけでは分からない「今の体の反応」を確認しながら、処方の方向性を決めます。詳しくはこちらの記事で解説しています。
② その方に合わせた漢方処方
体質の反応に合わせて、煎じ薬・粉薬を組み合わせます。
既製品の漢方をそのまま使うのではなく、体の状態に応じて調整しながら処方を進めます。
③ 養生を一緒に整える伴走型のサポート
漢方薬だけで体質は変わりません。
東洋医学の基本は「医が三分、養生七分」です。
食事・睡眠・疲れの取り方など、生活の中でできることを一緒に整えていきます。
養生が漢方の力を引き出します。
ご相談からサポートまでの流れ
初回はLINEで症状をお知らせいただくか、来店・オンラインでの漢方相談をご予約ください。
相談では、皮膚の状態・生活習慣・これまでの経過をじっくりお伺いします。
処方開始後は4〜6週間ごとに状態を確認し、体の変化に合わせて処方を微調整していきます。
症状が落ち着いてからも、ぶり返しにくい体をつくる段階へと移行します。
目安として、炎症が強い時期は3〜6ヶ月、体質を安定させる段階まで含めると1〜2年ほどを見ていただくことが多いです。
ただし個人差があり、経過を見ながら一緒に進めていきます。
実際にご相談いただいた方の経過
当店にご相談いただいた皮膚トラブルの症例を紹介します。
糸練功でどのような反応が確認できたか、どのような経過をたどったかを合わせてご覧ください。
▶ 腕と首のかゆみ、10年以上続いたアトピーが漢方で2年かけて卒業できた話(30代男性)
就職をきっかけに再燃し、夜中に目が覚めるほどのかゆみが続いていた方です。
望診と糸練功で体質を確認し、2年かけて卒業されました。
顔・首・両腕・指先まで広がった湿タイプの皮膚炎です。
3種類の反応を糸練功で確認し、食養生と組み合わせて取り組んでいます。
▶ 手荒れ・湿疹が漢方で改善|果物農家の4年間の記録(30代男性)
農作業による慢性的な手荒れです。
燥タイプで血熱・血虚の反応が確認され、体質改善力を高める処方に切り替えながら約4年で卒業されました。
よくいただくご質問
ステロイドを使っていますが、漢方と併用できますか?
はい、問題ありません。
ステロイドを急にやめる必要はなく、漢方で体質が整ってきた段階で、医師と相談しながら少しずつ減らしていく方が多いです。
どれくらいの期間・費用を見ておけばよいですか?
症状の重さや体質によって異なります。
費用の目安や詳細は初回相談でお伝えします。
子どもでも漢方は飲めますか?
はい、お子様の相談も承っています。
年齢や体の状態に合わせて処方を調整します。
オンライン相談では、どこまで対応できますか?
初回相談から処方・配送まで、すべてオンラインで完結します。
ZOOMなどのビデオ通話またはLINEでの相談に対応しており、皮膚の状態は写真でお送りいただくことで確認します。
糸練功によるチェックは遠方の方でも可能です。
遠方の方もご遠慮なさらずにご相談ください。
食事で気をつけることはありますか?
体質によって異なりますが、どの方にも共通しているのは甘いもの・乳製品・刺激物・アルコール・睡眠不足が悪化要因になりやすいです。
中には、小麦・冷たい飲食物を控えることをお伝えすることもあります。
「全部やめなければいけない」というわけではなく、今の体質に合わせて優先順位をつけて整えていくイメージです。
他の漢方薬局や病院で改善しなかったのですが、相談できますか?
はい、むしろそのような方からのご相談が多いです。
以前の処方で効果を感じにくかった場合、体質と処方の方向性が合っていなかった可能性があります。
当店では糸練功で体の反応を直接確認するため、「どこに行っても変わらなかった」という方でも、新たな切り口で取り組めることがあります。
まずはご相談ください。
まずはLINEで症状を教えてください
慢性的な皮膚トラブルは、一人で抱え込まないでください。
何年も繰り返している、どこに行っても改善しなかった、そんな経緯があっても遠慮なくお話しください。
LINEで症状を簡単に教えていただくだけでOKです。
全国からオンラインでのご相談にも対応しています。
漢方相談のご予約はLINEからどうぞ。じっくりお時間をとってお話をお伺いします。
