副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)と漢方薬

副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)、HPA軸機能異常でうつ症状に

ここ最近当店で力を入れている病態が副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)です。

医師によっては副腎が疲労しているのではなく、正確にはHPA軸機能の異常による障害だとおっしゃる方もいらっしゃいます。

実際に、うつとHPA系の関連を示す論文エビデンスは多くあるようです。

当店では、医師から副腎疲労、HPA軸機能障害だと疑いをかけられた方、また、ご本人の訴えが病態に当てはまる方など、状況は様々ですが共通の反応を見つけ取り組んでおります。

20年続く不安症状とうつ症状

症例 40代女性

もう20年ほど不安症状、うつ症状でお悩みの女性です。

症状がひどくお仕事もお休みしていらっしゃいます。

当店でも過去に数年間お薬を飲んでいただいておりました。

そのときどきの状態に合わせて

  • 自律神経を整えるように気の巡りに対する漢方薬
  • 女性ホルモンに対する漢方薬
  • 胃腸の症状を整える漢方薬
  • 頚椎の異常を整える漢方薬

などをお飲みいただいておりました。

ひとつひとつの症状は取れていくのですが、「病院の化学薬品をやめるのは不安」だという症状は軽くはなるものの消失しません。

過去に離脱症状を起こしてしまったため、トラウマになっている状態なのだと考えられます。

それ以外の症状は落ち着いているため、一旦漢方薬をお休みすることとしました。

しかし、半年後。。。

状況は悪化してしまいました

漢方薬をお休みして半年後。メンタルの症状が再発し悪化してしまいました。

このときの状態を「不安と恐怖で生き地獄のようだった」と表現してくださいました。

とてもつらかったでしょう。。。

自分の不甲斐なさに悔しさがこみ上げてきました。

そこで再度くわしくお話をお伺いします。

副腎疲労と診断された過去が

すると、過去に副腎疲労や低血糖症だと言われたことがあるそうです。

修行時代に師匠に副腎に対する漢方薬の話を伺ったことがあるのを思い出しました。

たしかそのときはアジソン病に対する漢方薬の話だったと認識しております。

その漢方薬は視床下部から脳下垂体や副腎皮質への流れともリンクします。

早速氣功でお身体の状態をチェックし直しました。やはりこの漢方薬が反応します。

さらに女性ホルモンがアンバランスを起こしているこの方の体質も考慮しベストの漢方薬を組み立てました。

そして1ヶ月後。。。

光が見えてきました!

「今までで一番良い!」とのことです。

朝もスッキリ起きることができ数年ぶりの仕事にも順調に行くことができているようです。

本当にホッとしました。

現在もまだお身体を整えていている途中ですが、ご本人さまもおっしゃっているように「光が見えてきた」のではないかと考えております。

諦めずに取り組んでくださっているこの方へは感謝しかありませんし、本当に頭が上がりません。

今ではこの経験を活かし起立性調整障害などにもさらに深い部分への対応ができると考えております。

副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)、HPA軸機能の異常による障害、起立性調整障害でお悩みの方はご遠慮なくご相談ください。

きっとお力になれると考えております。

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)