20年続いた自律神経の不調が改善へ|副腎疲労を見直して体質から整えた女性の症例

「朝起きられない」「頭痛や冷え、不眠が続く」
そんな不調を抱えたまま、もう何年もつらい日々を送っていませんか?

今回は、20年近くも自律神経失調症と向き合ってこられた女性が、副腎疲労への漢方的アプローチで改善していった症例をご紹介します。

ご相談内容:朝起きられず学校や仕事に行けない…

ご相談くださったのは30代の女性。
思春期から朝起きられず、昼夜逆転の生活が続いていたとのこと。

これまで「自律神経失調症」と言われ、長年あらゆる治療を試みたものの、思うような改善は得られなかったそうです。

主な症状:

  • 朝起きられない・昼夜逆転
  • 起立性調節障害の傾向
  • 低血糖のようなふらつき・だるさ
  • 強い冷え性
  • 慢性的な頭痛や腹痛
  • 不眠や浅い睡眠

病院では明確な異常は見つからず、「気のせい」「ストレスのせい」と言われ続けてきたとのこと。
「どうしても治したい」との想いで当店にご相談くださいました。

漢方でのアプローチ:最初は“気の巡り”から

最初は、気功と問診から気の巡りの滞り(気滞)や、自律神経のアンバランスに対してアプローチしました。

粉薬と錠剤を組み合わせ、体の流れを整えることで一定の改善が見られましたが、ストレスや気候の変化、月経などのタイミングで再び不調がぶり返してしまう状態が続きました。

副腎疲労への着目:根本的な体力の底上げを

この「ぶり返しやすさ」が気になり、気功でさらに深く確認したところ、副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)に関連する反応が見つかりました。

そこで、漢方薬の内容を根本から組み直し、副腎をサポートする目的で煎じ薬中心の治療に切り替えました。

煎じ薬にした理由は、「より体に深く届く」感覚があるからです。
この方のように慢性的なエネルギー不足・だるさ・睡眠不良を抱えている場合、煎じ薬の方がしっかりと作用しやすいケースがあります。

📅 副腎ケアの漢方薬で改善の兆しが

副腎の煎じ薬を飲み始めてから、

  • 朝の目覚めが少しずつ良くなってきた
  • 睡眠の質が向上し、夜中の目覚めが減った
  • 体力が底から回復してきたような実感がある

という嬉しい変化が出てきました。

その後、体調の安定を確認した上で、煎じ薬から粉薬→錠剤へと段階的に切り替え、現在は最終段階の治療を行っています。

現在の状態と今後の展望

現在は:

  • 大きなぶり返しがなく、生活のリズムも安定
  • ご本人からも「今がいちばん調子がいい」とのお声

状態が安定してきましたので、そろそろ減薬や卒業を視野に入れているところです。

同じようなお悩みをお持ちの方へ

長引く不調は、誰でも不安になったり、気持ちが折れてしまうこともあると思います。

「このままずっと治らないのかな…」
そんな不安を抱えていたこの方が、少しずつ元気を取り戻し、毎日を楽しめるようになっていく姿は、私たちにとっても嬉しい出来事でした。

副腎疲労や自律神経の乱れは、適切な方向からアプローチすれば改善していくことができます。

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あきらめる前に、まずは一緒にできることから始めましょう。

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)