流産から1年…。漢方4ヶ月で妊娠報告をいただいた話|30代女性

1年前に流産を経験してしまいました。
その後も妊活を続けたけれど、妊娠には至りません。
体はずっと疲れていて、心はもっと疲れていました。

基礎体温を毎朝測り、排卵日を計算し、タイミングを合わせます。
それを1年間繰り返してきました。
生理が来るたびに、また今月もダメだったという落胆が積み重なっていきます。
「また同じことになったらどうしよう」という不安が、日常のあちこちに顔を出すようになっていました。

病院では子宮筋腫の診断を受け、以前には子宮腺筋症とも言われていました。
流産以降、子宮のあたりがズキズキと痛み、生理後や排卵期に張るような感覚が続いています。
不安症、上がり症、手汗、赤ら顔、ほてり——
自律神経の乱れも重なり、体の疲れと心の疲れが互いに悪化し合う状態でした。

当店にご相談にいらっしゃったのは、そんな状況の中でのことでした。

気功で見えた体質——血虚と気虚

気功でお身体の状態を確認すると、心身ともにかなり消耗している状態が見つかりました。

血虚——血が不足し、子宮や全身に栄養が届きにくくなっている状態です。
血は単なる血液ではなく、臓器を養い、感情を安定させる基盤でもあります。
血虚が続くと、不安感やほてり、生理周期の乱れ、子宮まわりの不調として現れてきます。

気虚——エネルギーそのものが枯渇し、体を動かす力が落ちている状態です。
気は体を温め、免疫を保ち、内臓を正しい位置に保つ力でもあります。
気が不足すると、疲れが取れない、上がり症になる、汗をコントロールしにくくなるといった症状が出てきます。

1年間の妊活と流産の経験が、体の奥底にある気血を静かに消耗させていたのです。
子宮の痛みや張り、自律神経の乱れは、この気血の不足と滞りが表面に出てきたものでした。

煎じ薬1種と錠剤2種、計3種でスタートしました。

経過

1ヶ月後——大きな変化はまだありませんでした。
ただ、体が漢方を受け取り始める準備期間として、この時期は大切です。

2ヶ月後——排卵期の痛みが軽くなってきました。
子宮まわりの緊張がほぐれ始めたサインでした。

3ヶ月後——「生理のとき以外はとても調子が良い」とのお声をいただきました。
体の変化とともに、メンタル面のケアにも力を入れていきました。

この頃、「SNSを見ると気持ちが落ち込む」とお話しいただきました。
妊活中のSNSは、他の人の妊娠報告や出産報告が目に入りやすく、自分と比べて焦りや落ち込みを招きやすい環境です。
気血を整えても、心が消耗し続けていては回復の妨げになります。
一時的なSNSのお休みを提案したところ、その後、気持ちも安定の方向へ向かっていきました。

4ヶ月後——「妊娠しました!」とのご報告をいただきました。治療開始からわずか4ヶ月のことでした。

体と心、両方を整えることが妊娠力の回復につながる

今回の症例で印象的だったのは、身体の不調とメンタルの不安が深くつながっていたことです。

子宮の痛みや筋腫があるからこそ不安になる。
不安があるから自律神経が乱れる。
自律神経が乱れるから体がさらに消耗する——
この悪循環が、妊娠を遠ざけていた一因でもありました。

漢方は、身体と心の両方に同時に働きかけることができます。
血虚・気虚の体質を整えながら気の巡りを改善していくことで、心の安定も少しずつ取り戻せていきました。
現在は安胎のために薬方を微調整しながら、妊娠の継続をサポートしています。

諦めないでほしい、その疲れにも理由がある

流産後の妊活は、体だけでなく心への負担が大きい。
「また頑張らなければ」と思いながらも、どこかで「もう疲れた」と感じている方も多いのではないでしょうか。

その疲れは怠けではなく、気血が本当に消耗しているサインです。
体質から整えていくことで、妊娠力は回復できます。

どこに行っても改善しなかった経緯があっても、遠慮なくご相談ください。
まずはLINEで症状をざっくり教えていただくだけで大丈夫です。