学生時代からひどい片頭痛に悩まされていた30代の女性からご相談をいただきました。
こめかみや後頭部の強い痛み、ひどいときには吐き気やめまいまで重なり、日常生活に大きな支障が出ていました。
肩こり・眼精疲労・足元の冷えなど、複数の症状が重なっている状態で、「どうしてこんなにいろんな症状が出るのか」と長年疑問に思っていたとのことでした。
3つの体質が絡み合っていた
詳しくお話を伺いながら気功(糸練功)でお身体の状態を確認すると、ひとつの「片頭痛」という症状の背景に、3つの体質的な問題が絡み合っていることがわかりました。
筋肉のこりから来る頭痛、冷えから来る頭痛、眼精疲労による頭痛——これらが複合していたのです。
同じ「頭痛」という症状でも、体質によってアプローチは変わります。この方には血流と気の巡りを整える粉薬と丸薬を組み合わせて治療を開始しました。
経過
1ヶ月後——吐き気やめまいの頻度が減り、頭痛の発作も少しずつ落ち着いてきました。
「夜もぐっすり眠れるようになりました」という言葉とともに、表情が明るくなっていたのが印象的でした。
3ヶ月後——頭痛の頻度は月に1回程度の軽い発作のみに。
気功でも筋肉の緊張・眼精疲労による反応はほぼ消失。
これらへの処方を終了し、次は根本的な血の巡りを整えるステップへ進みました。
半年後——まだ完全ゼロではないものの、以前のような生活への支障はなくなりました。
ご本人も「養生も意識しています」と前向きに取り組んでくださっていました。
1年後——体質改善が整い、漢方を卒業されました。
めまいも頭痛も気にしない毎日へ
卒業後、めまいや頭痛に振り回されることなく日常を過ごせるようになりました。
「また発作が来たら」という予期不安がなくなると、行動の幅が変わります。
予定を立てるとき、外出するとき、仕事に集中するとき——
頭痛を中心に生活を組み立てる必要がなくなった日常は、1年前とはまるで違うものになっていたはずです。
複数の症状が重なっている方へ
「頭痛だけでなく、めまいも冷えも肩こりもある」という方は、それぞれが別の問題ではなく体質のひとつの偏りとしてつながっていることがあります。
複数の症状が重なっているケースほど、体質から整える漢方のアプローチが力を発揮しやすいです。
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