【はじめに】
学生時代からひどい片頭痛に悩まされていた30代の女性から、ご相談を受けました。
主な症状は「こめかみや後頭部の強い痛み」。ひどいときには、吐き気やめまいまで起きてしまい、日常生活に大きな支障が出ていたそうです。
その他にも、肩こり・眼精疲労・足元の冷えなど、いくつもの症状が重なっている状態で、お話の途中にもつらそうな様子が伝わってきました。
【漢方的な視点で体質を分析】
問診と氣功による体質チェックを通じて、次の3つのタイプの頭痛が関係していることがわかりました。
- 筋肉のコリ由来の頭痛
- 冷えから来る頭痛
- 眼精疲労による頭痛
このように、ひと口に「頭痛」と言っても、原因や体質は人それぞれ。東洋医学ではこうした個別のバランスの乱れを見極めながら、最適な組み合わせの漢方薬をご提案します。
この方には粉薬と丸薬を併用しながら、血流と氣の巡りを整える組み合わせで治療をスタートしました。
【服用後の経過と変化】
▶︎ 1ヵ月後
治療を始めてから1ヵ月。吐き気やめまいの頻度が減り、頭痛の発作も少しずつ落ち着いてきたとのこと。
「夜もぐっすり眠れるようになりました」とのお声をいただき、表情も明るくなられていたのが印象的でした。
▶︎ 3ヶ月後
頭痛の頻度は、月に1回程度の軽い発作のみとなり、かなりコントロールできてきました。
氣功による体質チェックでも、筋肉の緊張・眼精疲労による反応はほぼ消失。これらの症状へのお薬はここで終了し、次は根本的な改善に向けて「血の巡りを整える」ステップに入ります。
▶︎ 半年後
引き続き順調に推移。まだ完全にゼロにはなっていませんが、以前のような生活への支障は無くなってきたとのこと。
ご本人も「再発しないよう、養生も意識しています」と前向きに取り組んでくださっており、最終フェーズの体質改善を進めております。
【さいごに】
私自身も以前はひどい頭痛に悩まされておりました。発作が起きてしまったときの、あの憂鬱な気持ちには二度となりたくないと今でも養生を氣を付けています。
体質を整えていくことで、頭痛の頻度や強さは確実に変わります。
「いろいろ試したけど、もう治らないかもしれない…」
そんなふうにあきらめかけている方こそ、漢方薬による体質改善という選択肢を思い出していただけたら嬉しいです。
🌿頭痛・片頭痛でお悩みの方へ
当店では、氣功とカウンセリングによって、あなたの頭痛のタイプを丁寧に見極め、体質に合った漢方薬をご提案しております。
慢性頭痛・月経前後の頭痛・ストレス性頭痛など、どんなお悩みでもお気軽にご相談くださいね。
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(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)