症状は多岐に渡り…
不定愁訴でお悩みの方から相談を受けました。
主な症状は、頭重感、のぼせ、脳が疲れる感じ、睡眠が浅い、耳鳴り、朝の指のこわばり、右足の痛み、イライラ感、生理不順と多岐に渡ります。
お話をしていても辛い感じが伝わってまいりました。
なかなか周りにも理解されづらい症状ですので、その点でも苦しかったのではないかと推測できます。
一時期、病院で加味逍遙散という漢方をお飲みになりイライラ感は落ち着いていたそうです。
しかし、コロナ禍での在宅勤務により気が滅入ってしまい以前よりも悪化してしまいました。
そこで完治を目指し当店にご相談にお越しになりました。
白砂糖の常食はオススメいたしません
お食事についてもお聞きすると、朝食を抜き、間食ではお菓子を食べているそうです。
甘味は心身を緩めるのに必要であると考えます。しかし、漢方医学で甘いものとは二千年前の穀物の甘さを言います。現代の強い甘味は常用すべきではないとの考えです。
まずはお菓子を減らすことから始めることにいたしました。
漢方薬についてもご予算が限られており取り組める範囲からでの治療となりました。
そのため、表面に出ている体質から順番に取り組むことといたしました。
(通常は不快な症状を少しでも早く、また再発してしまわないように、表面に出ている症状と、根本的な体質とを同時に取り組んでまいります。)
飲みはじめて体調にも変化が出てきました
カウンセリングと氣功により粉薬1種をお選びしスタートいたしました。
45日後。なんとなく上向いていると喜びの声をいただきました。
半年後。全体的に落ち着いているが耳鳴りの状態は変化がないようです。
氣功でCheckし次の体質に取り組むことにいたしました。
その後2ヶ月後。お薬を変更してから耳鳴りの音が小さくなったようです。
ホッといたしました。
それからは落ち着いている状態が続き、1年後にはお薬を半量に減らすことができました。
その後は最初の量から比べると1/3量を3ヶ月お飲みになり卒業となりました。
更年期障害や不定愁訴は漢方薬の得意分野です。
お困りの方はご遠慮なくお申し付けくださいませ。
(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)