油・脂の消化不良と思われる胃腸症状

クローン病、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群、機能性ディスペプシア、下痢、軟便、便秘、胃痛、腹痛、胸焼けなどなど。

今までにさまざまな胃腸に関する相談をお受けいたしました。
西洋医学ではもちろん別々の疾患でありますが、東洋医学ではある程度の共通の体質があることが分かっております。

今まで治らなかった患者さんや症状が安定しなかった患者さんが、その共通の原因を整えることにより回復していくことを数多く経験してきました。

その生薬自体は昔から胆汁(たんじゅう)の排出を促すといわれております。
これにより、数多くの胃腸疾患のポイントは「油・脂の消化不良」ではないかと考えられます。

現在、食の欧米化により植物性・動物性の油の消費量が昔に比べ急激に増加したと言われております。
急激な食の変化に体の適応力が追いついていないとも考えられるのではないでしょうか。

【症例① 食事によって下痢嘔吐を発症する】

お酒を飲むと気持ちが悪くなり吐いてしまう。また、次の日には下してしまうという男性から相談を受けました。
聞いてみると焼肉やラーメンなどでも症状が出やすいようです。

油の消化の反応を氣功でCheckすると…。

やはり反応があります。この方は普段は症状がないので、漢方のお茶のみで対応し、油ものを食べるときに頓服の漢方薬を飲むことをオススメしました。

漢方を服用してからは症状が出にくくなり、楽しい食生活を送っているようです。

【症例② 過敏性腸症候群】 

10年以上も過敏性腸症候群でお悩みの女性からの相談です。最初は受験のプレッシャーで発症してしまいました。
ひどいときは下しすぎて救急車で運ばれ、点滴にお世話になることもあったようです。

パニック障害でもお悩みでしたので、そちらの治療を最優先で行い、1年半で無事に漢方薬を卒業。
その後、油の消化を助けるお茶を服用していただくことになりました。

服用してすぐに便の状態は安定したようです。「数年ぶりに普通便が出ました!」と喜ばれていたのを覚えております。

現在は分量・回数を減らして継続中です。

現代社会で油を極力減らして食生活を送ることは難しいですよね。
もしも油・脂の消化不良にお心あたりがあるなら、いつでもご遠慮無くお申し付けくださいませ。

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)