「朝になると頭痛やめまいがして起きられない…」
「病院では“起立性調節障害”と言われたけれど、なかなか改善しない…」
そんなご相談が、当薬局にも増えています。
特に中学生や高校生のお子さまを持つご家庭からは、「薬ではなく、体質から整えたい」といった声をよくいただきます。
今回は、漢方の視点から見た起立性調節障害と、実際の改善例についてご紹介します。
【起立性調節障害とは?】
起立性調節障害(OD)は、自律神経の働きがうまくいかず、 立ち上がったときに血圧や脈が調整できなくなることで、 頭痛・立ちくらみ・倦怠感・朝起きられないといった症状が出る状態です。
思春期(10〜17歳)のお子さまに多く、原因はストレス・生活習慣・ホルモンの変化などさまざまです。
【漢方から見た起立性調節障害】
漢方では、起立性調節障害を「虚」「気の発散不足」など体質の乱れと考えます。
・虚:エネルギー不足で疲れやすい、やる気が出ない
・気の発散不足:自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のアンバランスが起きる
それぞれの体質に合わせて、 エネルギーを補う・巡りをよくする・体を温める、といった漢方薬を選びます。
【実際の症例紹介】
高校1年生・男子
小学生の頃から朝が苦手だったが、中学生になってから本格的に起きられなくなり、 学校を欠席する日が増加。病院で起立性調節障害と診断されました。
ご家族の紹介で当薬局へ来局。 体質を確認したところ、「虚」が強く出ていたため、 エネルギーを補い、気の流れを整える漢方薬をご提案。
服用から1-2ヶ月で午前中の活動が少しずつできるようになり、 3ヶ月後には朝起きて学校に行ける日が少しずつ増えてきました。
「表情が明るくなった」「自分から話すようになった」とご家族からも喜びの声をいただいております。
【ご相談をお考えの方へ】
起立性調節障害は、体の変化だけではなく、心のストレスや家庭・学校の環境も関係しています。
当薬局では、まずお話をしっかりうかがい、体質や環境、心の状態も含めて総合的に考えます。
完全予約制でじっくりお話をお伺いいたしますのでご安心くださいませ。
また、漢方薬のプロとして生活習慣や食生活のアドバイスもさせていただきます。
【まとめ】
起立性調節障害は、本人もご家族もとてもつらい状態です。 ですが、体質を整えることで少しずつ変化が見られるケースも多くあります。
「話すだけで気持ちがラクになった」 そんな声もたくさんいただいております。
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(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)