顔の赤み・酒さ様皮膚炎に悩む男性の症例|10年以上続いた皮膚トラブルを体質から見直す

「治ったと思ってもまた赤くなる」「皮膚科に通っても良くならない」
顔の赤みや酒さ様皮膚炎でお悩みの方は多くいらっしゃいます。

今回は、10年以上にわたり顔の赤みに悩んでいた男性が、漢方と生活改善に取り組まれた症例をご紹介します。

ご相談内容:中高生の頃から続く赤みと皮脂

この方は20代後半の男性。

中学・高校時代からニキビや皮脂の多さに悩んでおられ、最近では赤みが残るようになったとのことでした。

症状の特徴:

  • ほほ、眉間、鼻、額の生え際に赤みが集中
  • かゆみ・痛み・熱感はなし
  • 食事(油もの・甘いもの)や睡眠の質で悪化しやすい
  • 梅雨時など湿気が多い時期に悪化

ご自身でも「酒さ様皮膚炎かもしれない…」と感じ、市販薬やスキンケアをおこなっておりましたが、限界を感じてご相談に来られました。

東洋医学での見立て:血熱・血滞タイプの反応

カウンセリングと気功で体の状態を確認したところ、「上焦(顔〜胸部)における血熱・血滞」の反応が確認されました。

これは、体の上部に熱がこもり、血の流れが滞ることで赤みが現れる体質と考えられます。

また:

  • 運動習慣がなく汗をかく機会が少ない
  • 入浴はシャワーのみで湯船につからない

という生活習慣もあり、代謝や排熱がうまくできていない状態でした。

治療と経過の流れ

初期は:

  • 血熱を冷ます煎じ薬1種
  • 血の巡りを整える丸剤1種

でスタート。

また、生活養生として以下をお願いしました:

  • 湯船につかる習慣をつける
  • 寝る前のスマホを減らして早寝を意識

📅 1ヶ月後:

肌の赤みがやや落ち着き、皮脂量も減ってきた印象があるとのこと。ご本人も前向きに取り組んでくださっていました。

📅 2ヶ月後:

ニキビの再発があったため、処方を微調整。湿熱・脾胃の調整も追加して対応しました。

📅 半年後:

大きなトラブルは出ず、安定した状態が続いたため、煎じ薬のみで継続することに。

📅 10ヶ月後:

煎じ薬の分量も減量し、体質改善の総仕上げへ。

📅 その後…

しかし、ここでご本人の希望により治療を中断
当店では「最後まで体質改善をやりきる方」を対象にしておりますので、大変残念ではありますが、ご本人の判断を尊重いたしました。

よくある質問

酒さや酒さ様皮膚炎に漢方は効きますか?

はい。西洋医学での治療に限界を感じてご相談に来られる方も多く、「熱・血・湿」のバランスを整える漢方は改善に役立つことが多いです。

途中で治療をやめるとどうなりますか?

途中でやめたことで再発・悪化してしまう方もいます。

改善したと感じたときこそ、「体質改善の最後のひと押し」が大切です。焦らずコツコツ、続けていくことが再発予防につながります。

まとめ:「長年の赤みは、体からのSOSかもしれません」

顔の赤みや酒さ様皮膚炎は、皮膚だけの問題ではなく、体の内側からくる反応であることが多いです。

市販のスキンケアや外用薬では改善しない…そんな方こそ、体質を見直すチャンスかもしれません。

「人に相談しづらい」「どうせ治らないと思っている」
そんなときは、ぜひ当店までお気軽にご相談ください。

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