「慢性的な疲労感が抜けない」「気力が出ない」「ちょっとしたストレスで体調が崩れる」
そんな悩みを抱えている方、実は副腎の働きが関係しているかもしれません。
東洋医学ではこうした症状に対して、体の内側から整える漢方薬でサポートしています。
副腎とは?その働きと役割
副腎は、左右の腎臓の上に位置する小さな臓器で、重さは約5g・大きさは2〜3cmほど。ですが、人が生命を維持するために非常に重要なホルモンを分泌しています。
副腎のホルモンには大きく2種類があります:
これらは、血圧・血糖値・代謝・ストレス応答などに深く関わっています。
近年注目される副腎疲労・HPA軸の乱れ
近年では、「副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)」や「HPA軸の機能低下」などが、慢性疲労・不安感・うつ症状・パニック発作などの一因として注目されています。
HPA軸とは、視床下部-下垂体-副腎系のことで、ストレスに対する調整機能の中枢です。
この軸が乱れると、身体と心の不調が連鎖して起こることがあります。
東洋医学的アプローチ:副腎と腎(じん)・気の関係
漢方医学では、副腎そのものの機能ではなく、「腎(じん)」という概念で全身の生命力やエネルギー源をとらえています。
副腎の働きが弱っていると判断される場合には、腎気を補い、気血の巡りを整える処方で対応することが多くあります。
📖 症例紹介:パニック障害と副腎反応の関係
40代女性。パニック障害の改善を目的としてご来店されました。
当初は気の巡りを整える漢方薬を中心に、順調に治療は進行していましたが、仕事のストレスが重なると体調の波が大きくなる傾向が見られました。
🔎 副腎反応のチェック
気功で体質を深く確認すると、副腎の反応(HPA軸の乱れ)が強く出ていました。
そこで:
という2種類の追加で、新たな治療フェーズに入りました。
📅 1ヶ月後の変化:
ストレスの多い日常を過ごしつつも、体調は安定し、気分も前向きに。
ご本人も「表情が自然に明るくなってきた」とおっしゃってくださり、運動や趣味にも前向きに取り組むようになったとのことです。
よくある質問
副腎疲労に漢方は有効ですか?
はい。東洋医学では「腎虚」「気血両虚」「気滞」「脾虚」などの体質にあてはめ、その方の状態に合わせた内側からの調整を得意としています。
血液検査で異常がないのに疲れが取れません
副腎の問題やHPA軸の乱れは、一般的な検査では“異常なし”と出ることが多いです。
そのような「原因不明の不調」に対しても、東洋医学では体質全体から改善を図ることができます。
まとめ:深い体調不良には「副腎」という視点を
慢性的な疲労感、ストレス耐性の低下、パニック傾向やうつ症状…。
その不調、副腎の疲労が影響しているかもしれません。
「どこに行っても治らなかった」そんな症状にも、体質に寄り添う漢方薬で対応できる可能性があります。
ご不安な方は、どうぞお気軽にご相談ください。
お一人おひとりに合わせたオーダーメイドの取り組みをいたします。
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(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)