1日中、不安に包まれて何も手につかない――。
そんなお悩みを抱えた40代女性の方がお越しになりました。
この数ヶ月で少しずつ良くなってはいるものの、朝になると不安に包まれてしまい、息苦しさや気持ち悪さが戻ってきてしまうといいます。
本日の相談では「まだまだ安定してこないので、安心できない」とご本人は不安定さを感じておられました。
不安に襲われると、「何とかしなきゃ…」と頭の中で不安を追い払おうとしてしまい、かえって不安が強まってしまうことも。
- 深呼吸がうまくできず、胸がきゅっと苦しくなる
- 気持ち悪さに襲われる
- 次に不安が来るのではないかと、やきもきしてしまう
こうした心身の緊張が続くと、回復は遠のき、さらに苦しさが増し、日常生活にも影響が出てしまいます。
心と体はつながっています。
頭であれこれ考えようとしても中々不安はなくなってはくれません。見ないように見ないように、考えないように考えないように、とすると更に強まっていく傾向もございます。
まずは「呼吸を整える」ことで、不安を少しずつやわらげていくようお伝えしました。
- ゆっくり深呼吸を習慣に
- 吐く時間を長めに意識して、15~30分ほどリラックスタイムを設ける
- 吐く時間を長めに意識して、15~30分ほどリラックスタイムを設ける
- 全身の緊張をほぐす
- 呼吸をしながら、首・肩・眉間をやさしく緩めるイメージを持つ
- 呼吸をしながら、首・肩・眉間をやさしく緩めるイメージを持つ
- 呼吸と心の変化を感じる
- 呼吸が落ち着いてくると、不安も自然にやわらいでいくことを少しずつ実感
- 毎日の練習で、「不安スイッチ」を自分でオフにする感覚が身につきます
- 呼吸が落ち着いてくると、不安も自然にやわらいでいくことを少しずつ実感
眉間の力の変化を感じ、笑顔の一幕も
この方法を練習していただいたところ、実際にリラックスできることを実感し、相談が終わるころには笑顔も見られ表情もぐっとやわらかに。
呼吸を整えるアプローチは、この方にとっても心強いお手伝いになったようです。
朝の不安にお悩みの方は、まず「呼吸を整える時間」をつくってみてください。
深呼吸と全身のリラックスを習慣にするだけで、心も体も少しずつ落ち着いてきます。
漢方薬もサポートとして取り入れつつ、無理なく続けられる方法を探してみましょう。
🌿同じような症状でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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本ページの情報は一般的知識の提供を目的としています。個別の診断・治療を保証するものではありません。服用・治療については必ず医師または薬剤師にご相談ください。(薬機法第68条に準拠)