顔面神経麻痺と漢方|早期対応と体質改善で回復をサポート

突然、顔が動かなくなる

ある朝、目が閉じにくい。
口角が下がっている。
顔の片側がうまく動かない——。
顔面神経麻痺は突然発症することが多く、患者さんご本人もご家族も、強い不安を感じる疾患です。

病院ではステロイドや抗ウイルス薬による治療が一般的ですが、「薬を飲んでいるのに回復が遅い」「後遺症が残らないか心配」という方が漢方薬局に相談に来られます。
当薬局でも発症から比較的早い段階でご相談いただくケースが多く、体質に合った漢方薬で回復をサポートしています。

漢方では顔面神経麻痺をどう見るか

東洋医学では、顔面神経麻痺を主に2つの観点から捉えます。

1つ目は「風毒(ふうどく)」です。
ウイルスや外邪が体に侵入し、顔面の神経に影響を与えている状態です。
発症直後に多く見られる反応で、ベル麻痺やハント症候群のいずれにも関係します。

2つ目は「神経系統の気の滞り」です。
気の巡りが悪くなることで、神経の回復が遅れている状態です。
発症からしばらく経った方や、ストレスや疲労が重なっている方に見られやすい反応です。

この2つは同時に現れることも多く、どちらがどの程度出ているかを見極めることが処方の核心になります。

糸練功で体質を確認する

当薬局では太陽堂漢薬局・木下順一朗先生のもとで学んだ糸練功という気功分析法を用いて体質を確認しています。
風毒の反応がどの程度か、神経系統の気の滞りはどこに出ているか——これを気功で読み取り、体質に合わせた漢方薬を組み立てます。

同じ顔面神経麻痺でも体質は一人ひとり異なります。
処方は画一的ではなく、その方の状態に合わせてオーダーメイドで組み立てることが、漢方による回復サポートの核心です。

[糸練功について詳しくはこちら]

早期対応がカギになる

顔面神経麻痺は時間が経つほど神経の回復が難しくなる傾向があります。
発症直後は神経の炎症が強い時期であり、この段階で体質に合った漢方薬を使い始めることで、回復をサポートしやすくなります。

「様子を見ていたら改善が止まった」「病院の治療は続けているが変化がない」という段階でご相談に来られる方もいます。
後遺症が出てしまった状態でも諦める必要はありません。
時間はかかることがありますが、体質を整えることで変化が起きることがあります。
まずご相談ください。

病院治療との併用について

ステロイドや抗ウイルス薬による治療と漢方薬は併用できます。
当薬局では病院での治療を続けながら漢方を始める方が多く、両方の力を合わせて回復を目指すアプローチをとっています。

「病院の治療だけでは不安」「回復が遅いと感じている」という方も、現在の治療を続けながら漢方を加えることができます。

遠方・外出困難な方もご相談いただけます

顔面神経麻痺の発症直後は外出が難しい状態の方もいらっしゃいます。
当薬局では糸練功による体質分析を非対面で行うことができるため、全国からオンラインでご相談いただけます。
問診票のやり取りを通じて体質を丁寧に確認し、漢方薬を郵送いたします。
「近くに漢方薬局がない」「外出できる状態ではない」という方も遠慮なくご連絡ください。

症例:40代女性・発症1ヶ月での相談

発症から1ヶ月ほど経った40代女性のケースです。
病院でステロイドと抗ウイルス薬を処方されていましたが、回復が遅く不安が強い状態でご相談いただきました。
外出が難しいため非対面でのご相談となり、糸練功で「風毒」と「神経系統の気の滞り」の反応を確認。
体質に合わせた粉薬2種類でスタートしました。

2週間後には快方に向かっている実感が出始め、1ヶ月後には気持ちも前向きになってきたとのご報告。
2ヶ月後には家事仕事がほぼできるようになり、3ヶ月後に糸練功で8割回復を確認した段階でいったん服用を終了しました。

まずはLINEで症状を教えてください

顔面神経麻痺は時間との勝負です。
発症直後の方も、しばらく経って回復が止まっている方も、まずはLINEで症状を簡単に教えてください。
病院治療と並行しての相談も歓迎です。
遠方の方もオンラインで対応しています。