顎のカクカク・後頭部の奇妙な違和感が7ヶ月で落ち着いた話|50代女性

口を大きく開けると起きる右側の痛み。
食事のたびにカクカクと鳴る感覚。
それだけでも十分つらいのに、半年ほど前からは頭の中に不思議な感覚まで加わってきました。

「内側から手で触られているような」——
そんな言葉で表現するしかない違和感が、後頭部のあたりに漂っているとのことです。
頭痛とは違います。
熱いわけでも、ズキズキするわけでもないのです。

しかし、1日中気になって、ひどい日は2〜3日続きます。

病院に行くべきなのか。
でも何科に行けばいいのかもわからりません。
顎のことは歯科?頭のことは神経内科?
そもそも「内側から触られるような感覚」を医師にどう説明すればいいのか。

不調を感じ始めてから4〜5ヶ月が経った頃、この50代の女性は当店にご相談にいらっしゃいました。

子どもの頃の顎の記憶

幼い頃、顎を外したことがあるようです。
そのとき、しっかり元に戻らなかったとのことです。

その経験以来、右側の顎に痛みが出やすくなり、口が大きく開けにくい状態が続いていたそうです。
大きなあくびをするとき、リンゴをかじるとき——普通の動作のたびに顎を気にしながら生活してきました。

顎関節の不調は、長年かけて少しずつ体に積み重なっていた問題でした。

気功で見えてきた体質

お身体の状態を糸練功(気功)で確認させていただいたところ、顎と頭部の症状につながる深い体質が見つかりました。

脾虚から腎虚へと進んだ状態です。

脾(消化・吸収のはたらきを司る)が弱ると、体を養う力が落ちてきます。
それが長期間続くと、今度は腎(生命力の根本)にまで影響が及ぶ。

顎関節のような「構造的な弱さ」や、頭部のじわじわした違和感は、こうした体質の深い部分と関係していることがあります。

表面の症状だけを見ていては届かない部分に、漢方のアプローチが必要でした。
煎じ薬と錠剤を組み合わせて、体質から整えていくことにしました。

経過

1ヶ月後——症状に波はあるものの、顎の状態は「とても良い」とおっしゃっていただきました。
後頭部の違和感も、日によってムラはあるものの、少しずつ前向きな変化を感じているとのことでした。

2〜3ヶ月後——顎と頭の不調が落ち着いた状態が続くようになりました。
「予算的にも薬を減らしたい」というご希望があり、錠剤をお休みすることに。

7ヶ月後——症状の改善をかなり実感され、「しばらくお休みしたい」とお申し出がありました。

7割回復で感じる「もう治った」という感覚について

この時点で、気功で確認した回復率はおよそ7割程度でした。

症状がほぼ感じられなくなると、「もう治った」と思われる方が多くいらっしゃいます。
気持ちはよくわかります。
ただ、体質がまだ完全に整っていない段階でケアをやめると、後から再発するケースがあります。

7割回復というのは、日常生活で症状を感じなくなる目安でもあります。
でも裏を返すと、まだ3割は体質として残っている。
その3割が、疲れやストレスが重なったときに再び症状として出てくることがあるのです。

今回の方も、ひとまずお休みという形になりましたが、体の変化に気づいたときには早めにご相談いただけるようお伝えしました。

漢方の力も捨てがたし

顎関節の不調や頭部の違和感は、整形外科や歯科で「異常なし」と言われることも少なくありません。
検査で引っかからないからといって、症状がないわけではない。

「どこに行っても原因がわからない」という症状こそ、体質から整える漢方が力を発揮しやすい領域です。

当店では、糸練功という気功を用いた体質分析によって、症状の背景にある体質を確認しながら処方を組み立てています。
顎や頭部のような「構造的・神経的」に見える症状でも、体質との関連が見つかることがあります。

顎の不調や頭部の違和感でお悩みの方、どこに相談すればよいかわからずお困りの方——
まずはLINEで症状をざっくりお聞かせください。