「薬を減らしたとたんにぶり返す…」
「調子が良くなってきたと思ったのに、また不調が…」
そんな風に症状の改善が安定しない方、実は“首”の状態に注目するとヒントがあるかもしれません。
東洋医学的には「本治部」の反応かも?
通常、漢方相談では患者さまの症状に合わせて、気・血・水・寒・熱・瘀血・水毒などの体質バランスを見極めていきます。
漢方薬を服用し、生活養生をおこなっていくと、徐々に症状は落ち着き、薬量も減っていくのが一般的な流れです。
ところが中には、
というように、改善の安定感に欠けるケースもあります。
このような方には、実はより深いレベルの「本治部(根本の体質)」に滞りがある場合があり、そのひとつの重要な場所が「頚椎(けいつい)=首の骨の並び」なのです。
なぜ「首」が大事なの?
東洋医学では、気の流れ・血の流れ・神経の調整は首を通って全身に巡ると考えます。
この頚椎(首の骨)が歪んだり、筋肉がこわばったりすることで、
といった症状につながることがあります。
あなたは当てはまる?セルフチェック!
こんなサイン、出ていませんか?
ひとつでも当てはまった方は、首の状態が全身に影響している可能性があります。
日常でできる養生アドバイス
首・肩周りの不調を整えるために、まずは次のようなことを意識してみてください。
ちょっとしたことですが、体が“安心モード”に切り替わると、気の流れも自然に整いやすくなります。
もちろん、漢方でも「首から整える」ことは可能です
首や肩のコリが慢性化している方は、漢方で「瘀血」や「気滞」を整えることで症状が安定しやすくなるケースも多く見られます。
ご自身でも養生をおこないながら、体質に合った漢方薬で深い部分からアプローチしていくのが理想的です。
まとめ:「治りづらい…」のヒントは首にあるかもしれません
症状の波がなかなか落ち着かない方、薬を減らすとすぐにぶり返す方は、体の奥にある「本治部」のサインかもしれません。
首・肩・頚椎の不調が、意外にも多くの症状と関係していることがあります。
一度、ご自身の首の状態や姿勢にも意識を向けてみてくださいね。
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