数年もの間、原因不明の身体のだるさ・精神不安でお悩みの女性から相談を受けました。
ご本人にきっかけとなる心あたりはないものの、症状は多岐にわたり、ご不安な様子が伺えます。
具体的な症状は、身体のだるさ、冷え、ホットフラッシュ、身体の痛み、朝の気分の落ち込み、不安感、イライラザワザワ感、食欲不振、胃もたれ、胃重、吐き気、睡眠中の中途覚醒などです。
東洋医学には「七情の内因なければ、六淫の外邪侵さず」という言葉があります。簡潔に言うと「内からの感情の行き過ぎが原因で、外からの外邪に侵され病になる」という意味です。
この理論に基づき、この方にはひとつひとつの症状を追うのではなく、五志の憂という自律神経のバランスを整える治療を優先しました。
服薬を始めて2週間ほどで効果が現れ始め、睡眠の質が上がりザワザワ感が消えたようです。数年の悩みが2週間で上向き、ご本人様も非常に喜んでいらっしゃいました。
その後も順調に回復は進み、ほとんどの症状は消失しました。現在は体質改善の最後の締めくくりとして減薬をしているところです。
原因不明の症状に東洋医学の知恵が役立つこともございます。お気軽にご連絡くださいませ!
(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)