コロナウイルスに罹患してから、少し体調を崩すと咳だけが長く続くようになりました。
ひどいときは3ヶ月近く咳が止まらない。
病院では咳喘息と診断されたこともあります。
「根本的に体質を変えたい」——
そんな思いを抱えて来店された30代の男性のケースです。
コロナ後遺症としての咳、増えています
コロナ流行以降、「咳が長引く」「以前より咳が止まりにくくなった」というご相談は確かに増えています。
原因は一様ではありません。
ウイルスや気管支の炎症が残っているケースもあれば、東洋医学でいう「気の巡り」が乱れることで起きる「気咳(きぜき)」の状態になっているケースもあります。
気咳とは、気の流れが滞ることで肺の呼吸を通じて気を上下に巡らせる働きが乱れ、咳として現れる状態です。
今回の方は、炎症と気の乱れが重なっている状態でした。
処方の組み立て
初回は気功(糸練功)でお身体の状態を確認し、お身体全体の炎症を鎮める漢方薬と、肺や気管支を潤す漢方薬をブレンドした煎じ薬1種類でスタートしました。
経過
服用2週間後——「咳の強さが和らいだ」「咳の回数が減ってきた」という変化が現れました。
体が漢方を受け取り始めたサインです。
ただ、会話中や冷たい空気を吸い込んだときにはまだ強い咳が出ることがあり、濃い色の痰も量が多い状態でした。
気功で改めてお身体の状態を詳しく確認し、抗菌作用のある生薬と抗炎症作用のある生薬を2種類追加して処方を調整しました。
その後——全体として順調に回復が続きました。
ただし途中で風邪をひいた際には再び咳が強く出ることが時折あり、そのたびに漢方の中身を細かく微調整していきました。
咳喘息の治療では、体調の波に合わせてこまめに処方を見直すことが大切です。
「調子が良くなったから」と同じ処方を使い続けるのではなく、そのときの体の状態に合わせて調整し続けることが、根本改善への近道になります。
治療開始から約1年——最終的には通常量の半分程度まで減量し、その状態でさらに約2ヶ月継続。
咳も安定し、無事卒業となりました。
咳喘息と漢方
咳喘息は、気管支が過敏になることで咳だけが長く続く状態です。
発作的な喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)は出ないものの、咳が8週間以上続く場合に診断されることが多く、放置すると気管支喘息に移行するリスクもあると言われています。
病院ではステロイド吸入薬や気管支拡張薬が用いられますが、「薬をやめるとすぐ再発する」「体質を根本から変えたい」という方が当店にご相談にいらっしゃるケースが多いです。
漢方では、咳の背景にある肺の乾燥・炎症・気の乱れ・体の冷えなどの体質を整えることで、再発しにくい体質づくりを目指します。
コロナ後遺症として咳が続いている方にも対応しています。
コロナ後から咳が続いている、咳喘息を根本から改善したいとお悩みの方、まずはLINEで症状をざっくり教えていただくだけで大丈夫です。
どこに行っても改善しなかった経緯があっても、遠慮なくご相談ください。
