15年以上続いたうつ症状と自律神経の乱れが改善|社会復帰に向かう30代女性の漢方症例

「ずっとこのまま、回復できないんじゃないかと思っていました」
——15年以上悩み続けたうつ症状から、笑顔と希望を取り戻した30代女性の症例をご紹介します。

ご相談内容:高校生から続く深い悩み

今回ご相談くださったのは、30代の女性。

高校生の頃にうつ病と診断されて以来、15年以上も心身の不調に苦しんでこられました。

主な症状は:

  • うつ症状(抑うつ感・意欲低下)
  • 幻聴
  • 手足のしびれ
  • 睡眠障害(寝つきの悪さ・昼夜逆転)
  • 慢性的な頭痛

また、病院で安定剤や抗うつ薬など10種類近くの薬を服用されており、その影響か常にぼんやりとした状態が続いていたそうです。

気功チェック:自律神経の深い乱れを発見

問診と気功による体質チェックの結果、自律神経のバランスの乱れを示す2種類の反応が確認できました。

うつ症状に加えて、幻聴やしびれ、睡眠障害が複雑に絡み合っていたため、慎重に体質を見極めていきました。

治療スタート:自然な回復を促す漢方アプローチ

治療は以下の組み合わせで開始しました:

  • 自律神経を整える粉薬2種類
  • 漢方薬の効果を底上げする丸薬1種類

特に、長期服薬による脳と体の鈍さを考慮し、無理に薬を減らすのではなく、自然な回復を優先する方針を取りました。

📅 経過と変化の記録

▶ 1ヶ月後:

ご本人だけでなく、ご家族も驚くほど表情が豊かに!
笑顔の回数が明らかに増え、お母様は「最近は会話も弾む」と涙ながらに喜ばれていました。

この表情の変化は、脳と心のエネルギーが回復してきたサインだと考えています。

▶ 3ヶ月後:

体調の良い日が増え、家事や作業にも意欲的に取り組めるように。
手足のしびれや幻聴は完全に消失しました。

ただし、寝つきにはまだ波がありました。

▶ 6ヶ月後:

昼間の調子はとても安定。寝つきも良くなり、まとまった睡眠がとれる日が増えてきました。

ただ、朝なかなか起きられず昼まで寝てしまうという課題が残りました。
これも「怠け」ではなく、脳の覚醒リズムの乱れによるものと捉え、焦らず体質改善を続けました。

▶ 1年2ヶ月後:

ついに、漢方薬の減量に成功。
病院から処方されていた安定剤も1種類のみに減薬できました。

患者さまご自身の努力も、回復の力に

今回のケースでは漢方薬の力だけでなく、ご本人が:

  • 生活リズムを意識的に整えようとした
  • 体調の良い日に外出や軽い運動を心がけた
  • 前向きな考え方を少しずつ取り戻していった

のような自主的な取り組みも、回復の大きな後押しになりました。

現在:社会復帰に向けて新しいスタート

現在は、社会復帰に向けた就職活動に取り組んでいらっしゃいます。

「この経験を無駄にしたくない」「誰かの役に立ちたい」という新たな目標も生まれており、未来に向けた力強い一歩を踏み出されています。

うつ・パニック・自律神経のトラブルにこそ、漢方のちからを

うつ病・パニック障害・自律神経失調症——
現代のストレス社会では、誰もが悩みうるものです。

「何をしても良くならない」「一生このままかも」と感じたときこそ、体の声を聴くチャンスです。

心と体を同時に整える漢方治療、ぜひご相談ください。

📲 ご相談はLINEからも可能です!

ご来店が難しい方、遠方の方でもご相談いただけます。
【LINE登録はこちら】 から、お気軽にご相談ください。

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)