「寝た気がしない」「日中ずっと眠くてつらい」
そんな不眠・疲労のご相談が増えています。今回は、自律神経の乱れと診断され、眠れないことによる疲れに悩んでいた60代女性の改善例をご紹介します。
ご相談内容:眠れていないことが原因の疲労感
この女性は、おととしの夏から夜中の中途覚醒と熟睡感のなさに悩まれていました。
また、2月には回転性のめまいと嘔吐を経験し、心配になり当店にご相談いただきました。
これまでの治療と体調の経過
病院では自律神経失調症と診断され、デパス(精神安定剤)とムコスタ(胃薬)を服用されていましたが、体調の改善は見られませんでした。
鍼治療も受けられていたそうですが、一時的な効果のみ。
また胃の調子も常に優れず、健胃消化剤(KM散)を継続中とのことでした。
東洋医学的な見立て:「水毒」の反応
お話をじっくりお聞きし、カウンセリングと気功で体質を確認したところ、水毒の反応が明確に出ていました。
東洋医学では、水毒とは「体内の水分が多すぎる、または巡りが悪い状態」を意味し、以下のような症状と関連します。
漢方での取り組み
体質に合った漢方治療をおこなうため、以下の3種類で治療をスタートしました。
また、生活面では次のような養生もお伝えしました。
経過と変化
📅 2週間後:睡眠に明らかな変化
「朝まで眠れる日が増えてきた」とのご報告。
表情も明るくなり、前向きな雰囲気が感じられました。
📅 1ヶ月後:週に1度ほどの不眠に
明らかに眠れる日が増え、日中の疲労感も軽減。
📅 2ヶ月後:ご本人曰く「ほぼ完治した感じ」
しかし、気功で確認するとまだ気の回復率は4割。
「再発しにくい身体」を目指して、治療を続行することにしました。
📅 治療開始から1年3ヶ月後
漢方薬を段階的に減量し、最終的にはすべての服用を終了。
現在も再発なく、元気にお過ごしとのことです😊
よくある質問
ぐっすり眠れないのは漢方で改善できますか?
東洋医学では、眠れない原因を「気の不足」「水毒」「ストレスによる滞り」などに分類して捉えます。
それぞれに合った漢方薬をおこなうことで、自然に眠れる力を取り戻していくことができます。
まとめ:薬では改善しなかった不眠に光を
今回のケースのように、「眠れていないのに検査では異常がない」という方はとても多くいらっしゃいます。
病院の薬で改善が見られないとき、東洋医学の体質改善という選択肢をぜひ思い出してください。
焦らず、少しずつ、自分の「眠れる力」を取り戻すお手伝いができれば幸いです。
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