眠れず疲労がたまる日々…自律神経の乱れに悩んだ60代女性の症例

「寝た気がしない」「日中ずっと眠くてつらい」
そんな不眠・疲労のご相談が増えています。今回は、自律神経の乱れと診断され、眠れないことによる疲れに悩んでいた60代女性の改善例をご紹介します。

ご相談内容:眠れていないことが原因の疲労感

この女性は、おととしの夏から夜中の中途覚醒熟睡感のなさに悩まれていました。

  • 寝付きは良いが、夜2時に目が覚める
  • 朝6時までうつらうつらと夢を見続けている
  • 日中は強い眠気と疲労感に悩まされる

また、2月には回転性のめまいと嘔吐を経験し、心配になり当店にご相談いただきました。

これまでの治療と体調の経過

病院では自律神経失調症と診断され、デパス(精神安定剤)ムコスタ(胃薬)を服用されていましたが、体調の改善は見られませんでした。

鍼治療も受けられていたそうですが、一時的な効果のみ。
また胃の調子も常に優れず、健胃消化剤(KM散)を継続中とのことでした。

東洋医学的な見立て:「水毒」の反応

お話をじっくりお聞きし、カウンセリングと気功で体質を確認したところ、水毒の反応が明確に出ていました。

東洋医学では、水毒とは「体内の水分が多すぎる、または巡りが悪い状態」を意味し、以下のような症状と関連します。

  • 夢をよく見る・眠りが浅い
  • めまいや吐き気
  • むくみ・胃腸の不調

漢方での取り組み

体質に合った漢方治療をおこなうため、以下の3種類で治療をスタートしました。

  • 水毒を整える粉薬:1種類
  • 補助となるカプセル剤・粉薬:2種類

また、生活面では次のような養生もお伝えしました。

  • 夜間のスマホ・テレビを控える
  • 夕食後の水分を減らす
  • 湯船にしっかり浸かる

経過と変化

📅 2週間後:睡眠に明らかな変化

「朝まで眠れる日が増えてきた」とのご報告。
表情も明るくなり、前向きな雰囲気が感じられました。

📅 1ヶ月後:週に1度ほどの不眠に

明らかに眠れる日が増え、日中の疲労感も軽減。

📅 2ヶ月後:ご本人曰く「ほぼ完治した感じ」

しかし、気功で確認するとまだ気の回復率は4割
「再発しにくい身体」を目指して、治療を続行することにしました。

📅 治療開始から1年3ヶ月後

漢方薬を段階的に減量し、最終的にはすべての服用を終了
現在も再発なく、元気にお過ごしとのことです😊

よくある質問

ぐっすり眠れないのは漢方で改善できますか?

東洋医学では、眠れない原因を「気の不足」「水毒」「ストレスによる滞り」などに分類して捉えます。
それぞれに合った漢方薬をおこなうことで、自然に眠れる力を取り戻していくことができます。

まとめ:薬では改善しなかった不眠に光を

今回のケースのように、「眠れていないのに検査では異常がない」という方はとても多くいらっしゃいます。
病院の薬で改善が見られないとき、東洋医学の体質改善という選択肢をぜひ思い出してください。

焦らず、少しずつ、自分の「眠れる力」を取り戻すお手伝いができれば幸いです。

ご相談・お問い合わせ

📲 ご相談はLINEからも可能です!

ご来店が難しい方、遠方の方でもご相談いただけます。
【LINE登録はこちら】 から、お気軽にご相談ください。

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)