うつ症状に悩む40代女性の改善例|水毒と氣の滞りに着目した漢方的アプローチ

パニック障害に次いで、紫雲では「うつ症状」のご相談も非常に多くいただいています。

「なんとなく気分が落ち込む」「やる気が出ない」という方から、
「心療内科で薬を服用しているが思うように効果がない」という方まで、年齢・背景を問わず幅広くご相談いただいています。

うつ症状は“気”と“水”の滞りから

うつでお悩みの方の多くは、気持ちが前向きになれず、外出もままならない状態が続きがちです。
その結果、自分を責めてしまったり、悪循環に陥ってしまったり…。まさに「気がふさぐ」状態です。

こうした状態は、東洋医学では「気の滞り(気滞)」や「水の巡りの悪さ(水毒)」と捉えられます。

症例:ご家族を亡くされ心身ともに落ち込んでいた40代女性

ご相談内容と体調の状態

この女性は、数年のあいだ心療内科にて化学薬品を5種類ほど服用されていましたが、
あまり効果が感じられず、知人のご紹介で当店にご相談くださいました。

きっかけは、ご家族が立て続けにご逝去されたことによる精神的ショック
「やる気が出ない」「何も手につかない」「日常生活のこともこなせない」とお話されていました。

東洋医学的な体質チェック

体質を確認すると、むくみ・尿の出が悪い・間食の多さなどから「水毒体質」が見受けられました。
また、チョコレート・スナック菓子・アイスの摂りすぎもあり、体のバランスが崩れている様子。

漢方での取り組み

気功にて「気の滞り(水毒が原因による気滞)」を確認し、以下の3種類の漢方薬をご提案いたしました。

  • 煎じ薬 1種類(水の巡り+気の調整)
  • カプセル剤・錠剤(体質サポート)計2種類

また、養生法として以下のこともお伝えしました:

  • 間食を控える
  • 水分の摂りすぎに注意

治療の経過

2週間後:気持ちにわずかな変化が

初回に比べて、表情が少し明るくなられている印象。
「まだ症状は変わらないが、なんとなく前向きな気がする」とのこと。
間食も控え、生活改善にも前向きに取り組まれていました。

その後の改善とサポート

途中で調子が落ちたときには、養生面からの見直しもおこないました。

  • スマホを見すぎない
  • よく噛んで食べる
  • 季節の変化で気分が変わるのは自然なこと、という心構え

9ヶ月後:化学薬品をゼロに

症状も安定し、化学薬品はすべて終了
現在は、再発予防として赤ちゃんでも飲めるくらいの少量(1/4量)で体調を整えています。

よくある質問

うつ症状は漢方で改善できますか?

東洋医学では、うつ症状を「気の滞り」や「水毒」などの体質的な問題と捉えてケアします。
完治というより、日々の気分や体調を少しずつ安定させることを目指していく治療です。

化学薬品と併用される方、薬をやめたいけど不安な方、どちらも対応可能です。

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