春の養生

まだまだ寒い日がつづいておりますが暦の上では春になりましたね。

先日の節分では豆まきはいたしましたか。

節分とはその字の通り「節(せつ)」を分ける区切りです。

春の節分の翌日が立春(りっしゅん)となり春のスタートです。

黄帝内経(こうていだいけい)という古い医学書シリーズの中に『素問(そもん)』という医学書があります。

そこには季節の養生法が書かれている箇所があるのです。

簡単に言いますと春は「発生」の時期です。

寒い冬が終わり、植物も芽吹く時期ですので私たち人間も少しずつ動きはじめるのです。

発散を始める時期なのですね。

早寝、早起きをし、朝はゆるやかに散歩をします。

ゆるやかな運動で軽く発汗をうながします。

お食事では発散作用のある葉野菜を食べるようにしましょうね。

旧暦の1月7日に七草粥を食すのもこのためですよ。

わたしは先ず「早起き」をがんばらないとですね…。

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)