腰部脊柱管狭窄症による坐骨神経痛がスピード改善|50代男性の症例

脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、すべり症にともなう坐骨神経痛などでお悩みの方が増えています。
今回は、病院治療では限界があった症状に対し、漢方で急性期・慢性期を分けて対応し、驚くほど早く改善したケースをご紹介します。

ご相談内容:病院薬で止まった改善に限界を感じて

ご相談に来られたのは、1年半前から腰部脊柱管狭窄症でお悩みの50代男性。

主な症状は、

  • 両足のお尻〜太もも〜ふくらはぎにかけての痛みとしびれ
  • 昼〜夕方にかけての症状悪化
  • ぎっくり腰をきっかけに発症

歩行もつらく、病院では診断後、薬によってやや緩和はしたものの、それ以上の改善が見られず、根本的な回復を求めて漢方相談に来られました。

東洋医学での考え方と方針

気功で体の状態をチェックしたところ、

  • 炎症や発作的な症状に対応する陽証(急性反応)
  • 慢性的な滞りや深部の不調に対応する陰証(慢性反応)

この2つの反応が明確に出ていたため、それぞれに対応する粉薬を2種類ずつお選びし、治療をスタートしました。

経過と変化

📅 1ヶ月後:全体的に上向き

痛み・しびれともに改善傾向が見られたため、陽証の漢方薬を半量に減らしました。

📅 3ヶ月後:陽証の反応が消失

非常にまれな速さで、陽証の反応が完全に消失
通常は1年程度かかる方が多いなか、非常に体に合った組み合わせだったと考えられます。

この時点で、陰証の回復率は約6割。通常より約2倍のスピードで改善が進んでいました。

📅 6ヶ月後:陰証の反応も安定

状態が非常に良好であったため、漢方薬を半量、1日1回の服用に減量

📅 現在:服用中だが症状ゼロ

無理をしても痛みやしびれは出ず、日常生活にもまったく支障がない状態。
反応が完全に消えれば、あと1〜2ヶ月で漢方薬卒業が見込まれます。

よくある質問

腰部脊柱管狭窄症は漢方で治りますか?

漢方では、急性の痛み(陽証)と慢性の状態(陰証)を分けて考え、体質や反応に合わせた対応をおこないます。

手術が必要とされた方でも、体質を整えることで症状が改善し、手術を回避できたケースも多数あります。

一気に治すというより、「少しずつ、でも確実に快方に向かっていく」ことを目指しています。

まとめ:あきらめる前に体質改善という選択を

今回のケースでは、症状が出てから1年半が経過していたものの、体質に合った漢方と養生で改善が非常にスムーズに進みました。

脊柱管狭窄症は加齢や体の歪みによって起こることが多く、病院では「様子を見る」か「手術」という選択になりがちです。

ですが、東洋医学では、もっとゆるやかでやさしい改善の道があります。

「もうダメかも…」と思う前に、ぜひ一度、体質を整えるという選択肢をお試しください。

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