電車に乗ることができない女性

当店にご相談の多いパニック障害。

その中でも「電車に乗ることができない」というお悩みを抱えている方は非常に多いです。

今回はこちらの症例をご紹介いたします。

【症例 40代女性】

2年前より電車に乗ることができなくなってしまった女性から相談を受けました。

電車に乗っている最中に急におなかが痛くなり、パニック発作を発症してしまいました。

その後、電車に乗ることができなくなってしまったようです。

以前から月に1回ほどはお腹をくだしていましたが、電車の中で症状が出ることは初めてだったといいます。

現在は駅に近づくだけでもおなかが痛くなり、動悸や息苦しさも出てしまうとのことです。

病院で治療を受けているのですが経過は思わしくなく当店へ相談にお越しになりました。

漢方医学的な原因は

漢方医学ではこのような症状を「氣」の病と考え治療方針を立てます。

この方も、氣の巡りの停滞が氣功でCheckできたまし。

氣の巡りを整える漢方薬をお選びし、サポートの養生薬も3種類をブレンドしたものをお渡しいたしました。

あわせて、日常生活での養生ポイントもお伝えしました。

「やらなければいけないこと(must)」「やりたいこと(want)」バランスを上手く取る』ということであります。

現代社会で生活していると、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうことが多いです。

誰でもそうですが、日々「やらなければいけないこと」は次から次へと湧いていきます。

朝食の用意・片付け、洗濯、掃除、終わったら昼食や夕食の用意などなど。

「やらなければいけないこと」をがんばっている方ほど、「やりたいこと」が疎かになってしまい、氣の巡りが停滞してしまいます。

充実した人生を送るために『少しずつ「やりたいこと」を増やしていくこと』をオススメいたしました。

経過は順調です

服用開始から1ヶ月後。もちろんまだ電車には乗れないが気持ちの状態は安定しているといいます。

学生時代に大好きだった楽器も再開したとおっしゃっていました。

症状がまだつらそうな中にも、はじめてのご相談のときには見られなかった素敵な笑顔が印象的でありました。

その後も順調に改善は進み、半年後には1種類を減薬。その3ヶ月後にはサポートのお薬はすべて卒業といたしました。

「電車に乗る」という最後の仕上げはそれから3ヶ月後のことでした。

旅行で新幹線に乗ったが全く問題なく乗ることができたといます。

現在は再発防止も兼ねて少量のお薬をお飲みいただき、旅行も楽しんでいると便りをいただきました。

楽しい人生のサポート。嬉しいですね(^^)

(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)