「足のしびれがつらくて長く歩けない」「午後になると痛みが強くなる」
そんな症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか?
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、背骨の中を通る神経の通り道が狭くなることで、腰や足の痛み・しびれが生じる状態です。
整形外科でのリハビリや痛み止めである程度は緩和されても、「根本から楽になる方法がないか」とご相談に来られる方が、当店には多くいらっしゃいます。
この記事では、漢方の視点からみた脊柱管狭窄症への考え方と、実際にご相談をいただいた症例をご紹介いたします。
脊柱管狭窄症とは?痛みやしびれの原因
加齢や運動習慣、姿勢のクセなどが原因で、椎間板や靭帯が変性し、神経の通り道(脊柱管)が狭くなることで発症すると言われています。
主な症状は以下のようなものです:
病院では痛み止めやリハビリ、ブロック注射、そして重症の場合は手術という選択肢もありますが、「できれば手術せずに何とかしたい」というお気持ちの方も多いのではないでしょうか。
病院治療と漢方の違いとは?
漢方では、脊柱管狭窄症の症状を「気血水(きけつすい)」のバランスの乱れとしてとらえ、全身の流れや体力の状態を整えることで、痛みやしびれが出にくい状態へと導くことを目指します。
とくに以下のような体質が関係していると考えられます:
痛みのある部位にアプローチするだけではなく、「なぜそこに痛みが出るのか」という全体のバランスを見ていくのが漢方の特徴です。
ご相談事例:歩行困難だった50代男性の改善ストーリー
「午後になると足がしびれて歩けない。何とかしたくて相談しました。」
ご相談いただいたのは、50代の男性。1年半ほど前にぎっくり腰のような症状を起こし、その後から両足のしびれや痛みに悩まされるようになりました。
病院では「脊柱管狭窄症」と診断。
痛み止めやリハビリで一時的に緩和することはあったものの、根本的な改善が見られず当店へお越しくださいました。
漢方的には「腎虚」+「瘀血」+「冷え」による巡りの悪さが影響していると考えられ、これらのバランスを整えるご提案をしました。
飲み始めて数週間後、「午後の痛みが前ほどひどくない」とのご報告が。
その後、徐々に歩ける距離が伸び、今では買い物にも行けるようになったと笑顔で話してくださっています。
※効果のあらわれ方には個人差があります。
よくあるご質問(Q&A)
Q. どんな漢方を使うのですか?
A. 症状や体質によって異なりますが、「巡りをよくするもの」「足腰の力を支えるもの」「冷えを取るもの」などを組み合わせてご提案しています。
(※薬機法の観点から、個別の生薬名は掲載を控えております)
Q. 漢方薬はどのくらいの期間飲む必要がありますか?
A. 体質の改善には一定の期間が必要です。数ヶ月単位でじっくり取り組まれる方が多いですが、早い段階で変化を感じられる方もいらっしゃいます。
Q. 漢方だけでなく、生活面でもできることはありますか?
A. はい。冷えを防ぐこと、過度な負荷を避けつつ適度な運動をすること、入浴やストレッチもとても大切です。ご相談時には、体質に合った養生法もアドバイスさせていただきます。
Q. 間欠跛行とは何ですか?
A. 脊柱管狭窄症にみられる典型的な症状で、しばらく歩くと足が痛み出し、休むとまた歩けるようになる状態を指します。
漢方では、巡りが悪くなることで一時的に気血が足りなくなる状態としてとらえ、根本的な巡りの改善を目指します。
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「この痛み、どうにかならないかな…」
そんな思いをお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
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【この記事を書いた人】
漢方薬剤師 島田敬一(薬剤師歴20年)
「体質を整えることで、毎日の生活が少しずつ楽になる」そんな体験をお届けしたく、丁寧なカウンセリングを心がけています。
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(効能効果には個人差がございます。当内容は同等の効果を保証するものではございません。あしからずご了承くださいませ。)